- 自分を生かす心を作る P.1/3
- 悩みがない時こそ努力する P.2/3
- 神様に認められる自分に P.3/3
3.神様に認められる自分に P.3/3
その楽になるような状態に、今、私なんかはそうなんですけれども、それでも昨日みたいに電車に乗って足が痛ければ、
前に座ってる人が立てばいい、立たないかな。なんて、そういうふうに戻ったりなんかしますけど、
それもまた、戻っても私は、そこですぐ、あ、もう立っていこうと、開き直って思ったから空いたんだなと、自分ってものを取り戻すことができるから、いい勉強になりますよね。
だから、悩みがある程度うすくなったころが一番大事なときなんです。その時に勝って兜の緒を締めよって言葉があるけれども、気をゆるめたらいけないんです。
この時に気をゆるめると、まず逆戻りするんですよ。だからどうかその時に気をゆるめないで、その時こそなお一層真剣に。
真剣にがんばらなくてもいいような状態になってきてこそ、なお真剣にならなくちゃいけない。なお真剣になって、その状態が終わると、今度は楽になるんです。
皆さんは、たいがいそこまでは行かないんですよね。ある程度、楽なとこまでくると、みんな怠けちゃう。心に隙ができちゃう。
で、どうしてもここへ行けないんですね。だからある程度悩みが解決してきた。ね、すごく気持ちが楽になった。
そうするとそこにいろんな考えができてきて、そこで怠ける。怠けてるんじゃない、自分では怠けてると思ってないんだけど、どうしても自分の生活状態の方にとらわれて、何かがここでできてくる。
そうすると、まあいいや、そういうことはあるんだから、仕方がないやって、自分でその正しさってものを作っていくんですね。
自分で判断して仕方がないやってなことで作っていくんですけども、実はこれがとっても危ないんです。
仕方がないやを自分で作っちゃだめなの。これは間違い。
自分では、これ仕方がないんだものと、だからやむを得ないんだからと、自分で勝手にそういうふうに考えて、姿勢を作った場合は、これは負けの姿勢なのね。
そんな時こそ仕方がないっていうこと考えちゃいけない。それこそね、遮二無二ってこと考えなくちゃいけない。
何事も今ないけど、ここを遮二無二切りぬけなければ、ここへ行けないんだ。一番大事な時なんだって、思わないといけないんです、ホントは。
ここのところ、よーく皆さん、心に止めていらっしゃるといいと思いますよ。
そこの一番大事なところで、ほとんどの人は気を許しちゃう。そこで気を許さないで、遮二無二という心になって乗り越えたときに、今度は楽なんです。
今度こそ、自然に、ホントに楽な姿勢で、神様と同行二人の姿勢ができるようになってくる。
というのは、そこまで行くと、もう神様が絶えず自分のそばに、とっても近くにいる状態なんですよ。そこまで行かないと神様、自分の近くにいる状態になってないんです。
だから神様が自分の近くにいる状態になるまで努力してみるってことは、私、これ絶対に必要だと思うんです。
神様が近くについてくださるってことは、認められたんだから、神様に。悪い方へいきっこないんです。
私が何十年間の体験で、こう振り返ってみると、やっぱりそこまでの努力は必要なんですね。ホントにそこまで行く道中ってのは、今振り返ってみると、よくぞと思うくらいに大変だったですよ。
でも、やっぱりそれを乗りこえなければね、神様と同行二人の自分になれないんですから。神様が絶えずそばについてくださるような、そういう己になれなければ、幸せってのはもたらせられないんです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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