そなたの心を見届けた 1988年10月16日

2.六根清浄大祓が神様の教え　　　　　P.2/4

この間もお話しましたけど、皆さんが今現在、何か悩み事があって、それが満たされないと、それを満たそうとして、こういうところへ来てるわけですよね。

そうすると満たされる方を先に考えちゃう。ここへ来て先生の教えを乞うて、鎮魂をして魂を高めて、それで浄霊祈願をして先祖のいろんな霊の諸々の想念を取り去る。それをやれば今の現在の問題が解決するんだと、確かにそうなんですよ。

ところが自我が強いから、解決するんだ解決するんだっていう方ばかりに心がいってるの。

それをね、解決するんだっていうことは、もう神様にお任せしちゃって、とにかく神様からいただいたところの魂の意識になろうと努力することが一番大事なんです。

それで結果を求めたらだめなの。結果を求めるってことは悟りじゃなくなってくる。そういう神様からいただいた魂の意識を、もうひとたび再現する。魂の復活ですね。

そういう自分になることに専念していなされば、物質やら人間関係やら、あらゆる悩み事、これはすべて必ず解決してくんですよ。

ところがこういうところへお見えになられるかたは、いろいろいますけど、もう急ぎ足のかたは、来たなと思うと、どうもここも解決しないわって、サッとやめて、

また他へ行って、また違うところへ行って、あ、ここもだめだ。で、また他へ行って、ここもだめだ。それで一生終わってしまう。

そういう信仰で、何のために信仰してるんだろうなって思います。信仰がお遊びになってしまってるわけです。何もならないですよね。

信仰をお遊びでやっていたんでは、自分というものがいつになっても成長しませんよ。自分というのは神様からいただいた魂ですよ。

その魂がいつになっても蘇りませんよね。いつになっても神様からいただいた魂が蘇らなかったなら、あなたがたの現在の三次元の悩みは解決しないんです。

神様の魂が、あなた方が復活できたなら、この世で叶わざることなし、無上霊宝神道加持と六根清浄の祝詞の最後の方に、ちゃんとうたわれてるの。

前に、霊照会は教義があるんですか、ないんですかって言う方がいました。でもね、何でそんな教義がないと自分たちの心定めができないのかなと思う。

毎日毎日の生活の中に、いくらでも自分への教えっていうものが、いろんな所で展開されてるんですよ。それが、言わば教義ですよ。

よく新興宗教なんかは教義を作りますよね。ところが神道は、あの、私が神道、神道ってさっきから言ってるのは、天之御中主大神様がお下がりになってるから、神道の言葉で表現するんですけど。

でもね、別に改まって教義がないんです。一・何々、二・何々って、キリストの十戒のように、ああいう教え方はしてないですけど、しいて教義と言えば、六根清浄。

これが完全にマスターできれば、あなたがたは絶対に幸せな人間になれるんです。

六根清浄の祝詞がすばらしい教義なってます。神様が教えてる教義になってますよ。

これを身につければ、それが実行できれば、皆さんはこの世で叶わないことなくなってしまうんです。不可能がなくなる。

六根清浄はそういうことを、ちゃんとうたってるんです。神様がそう言ってるんです。

古い人たちは散々言われてるんだけど、どうも身につけてないんだね。私なんか何気なく考えたこと、全部そうなってる。