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見えない世界がホントの世界 1990年3月14日

  
  1. 肉眼で見える世界は、魂のみそぎ    P.1/3
  2. 魂の次元で生きる P.2/3
  3. 見えない世界がある   P.3/3

1.肉眼で見える世界は、魂のみそぎ      P.1/3

毎日の生活を営んで、どうしても肉眼で見える世界にばかり心いって、そこで自分の心を作りますよね。


そうすると肉眼で見える世界っていうのは、むろん物質の世界ですから、どうしても物とか、名誉欲とか、とにかく非常に、今肉眼で見える自分てものを、ホントに幸せにしようという考え方がどうしても強くなる。


だからお金がほしい、名誉がほしい、健康な体がほしい。絶えずその物質にとらわれてる、物を求めてますね。


実は見えない世界がホントの世界です。私たちが肉眼で見える世界というのは、これは仮り。


要するに、いつも言うように、神様が肉眼で見える物質化した世界の中で、魂を磨くことを私たちに与えてくれたんです。これが三次元の世界。


その三次元の世界を、なぜ私たちに与えてくれたかというと、魂の禊ぎです。


これは、すごくむずかしいんですよ。ほとんどの人が、どうしても肉眼で見える世界は追いたくなるんですね。


また、教える方が、たとえば健康について、


健全なる肉体に健全なる魂が宿ると、これは物質化した世界を見つめての表現なんです。
反対なんですよね、実は。


健全なる魂に健全なる肉体が宿るんです。
ホントはね。


要するに、どうしても三次元の世界しか見つめられない食生活です。
この肉眼で見える世界の中での正しい教えっていうのかな。


だけど魂の次元で見たら、ホントの正しい教えじゃないです。だけど物質化した世界での教えとしたらば正しい教えですよね。


食生活って、玄米食を食べるとか、いろいろ、たとえば化学薬品を使わないとか、要するに自然食ね。


そうすると、この自然食ってことを、何であるかってことなんですから、やっぱりこれは目に見えないところからの営みなんです、はっきり言うと。


神様といっても目に見えないでしょう。神様は肉眼で見えない心の世界で、魂の世界でわからせていただく。


だけど健康な体っていうのは、この肉眼で見える状態での考え方なんですよね。


だけど肉眼で見える考え方かもしれないけど、その教えは、お米はあまり精製されていないお米、お野菜は化学薬品を使わない、きれいに洗ったもの、とにかく自然なものがいい。


要するに、もうこれは、自然イコール神。神なんです。


だから結局、肉眼で見える世界での表現で、おのずから肉眼で見えない世界のことの、いいということを、ちゃんと食生活の中に表現してるんですね。


確かに食生活は自然食、人間が自然と一体化する。要するに神と一体化する。そういう食事ってことに心を向けての私は自然食というのを奨励してる。


だから、これも非常にいいことなんです。けっして悪いと言ってるんじゃないんです、私は。


だけど、それをもう一歩超えて、ホントに神の子としての存在の自分の魂の次元になればね、肉体にも、それが及ぼしてくる。

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