- 頭でいろいろ考えなくなることが、まず大事 P.1/2
- 肉体というものの感覚がなくなって、ただ意識の世界へ P.2/2
2.肉体というものの感覚がなくなって、ただ意識の世界へ P.2/2
いろんな日常生活の物質人間のしがらみに、とり囲まれて毎日生活してるわけですよね。
その中でいろいろと、たとえばお金がもう少しあればいいとか、あの人との人間関係がうまくいかないとか、
うちのだんなさんがどうもわからないとか、うちの子供がどうもこうだとか、いろんなしがらみが生活の中にあると思うんです。
そういうしがらみの中で生活してるから、いつになっても苦しみから抜けられないんですね。それにとらわれてるわけです。
しがらみの中にスッポリと自分の心が入ってしまってる。
そうすると自分の心、神様からいただいた本体の心がスッポリその中へ入ってしまってるから、神様からいただいた心はどこかへ見失ってるわけですね。
皆さんは、そのしがらみの心を作ってしまってるわけ。そして毎日毎日しがらみに左右された心で生活してるんです。そう思いません?
だから、次から次へ苦しみをしょい込むんですよ。
そういう毎日の生活を、しがらみに負けない自分ってものを作っていかなくちゃ絶対に。そうじゃなければ何もないの。
負けない自分を作るのは、この鎮魂以外ないんです。
今、私が教えたような姿勢で、とにかく腹式呼吸へ意識を持っていって、それで鎮魂に入って、徹底的に腹式呼吸に意識を持っていきながら統一してますとね、完全に統一される時間ってものが作れますから。
それが、なんかできないというのはね、まだまだ皆さんが、とらわれがとっても多いんだと思うんです。私、自分で覚えがあるのでわかるんですけどね。
だからホントにとらわれないで、腹式呼吸にも意識がいかなくなる状態。
最初は腹式呼吸に意識を持っていくんですよ。意識を持っていかなければいろんな雑事が入ってきますからね。
で、意識を持っていきながら、今度はその腹式呼吸の意識もなくなるような状態が瞬間あるんですよ。
その状態の時に、なんだか自分ってものが、その時はわからないですよ。あとで自分ってものを振り返ったときに、
その時間っていうのは、ホントに腹式呼吸にも意識をもっていかない時間。
じゃ、眠ってるかっていうと眠ってるんじゃないんです。ちゃんと意識がある。
だけど、もう自分ってもの、肉体ってものの感覚が全然しないで、ただ意識の世界っていうんでしょうかね…
その意識が、自分の心が、ものすごく、ここにあるちっぽけなものじゃなくて、無限大の心の形とでもいいますかね、そういう感覚を味わいます。
自分の心が、この大宇宙の心とひとつになってしまうんです。
ものすごく無限な心になるんです。
この瞬間ってものを、皆さん鎮魂やる以上は、絶対に身につけなくちゃだめですよ。
そういう時間を身につけることが、一歩一歩、
自分たちの神様からいただいたところの魂の意識に戻るんです。
神様からいただいたところの、魂の意識に戻るということは、悟りに入るってことなの。
だからこの物質の世界で、絶えずしがらみがついてまわってるから、完全なる悟りにはなれません。
だけど、完全なる悟りには入れないかもしれないけど、悟りへの門の中にはね、入った状態になれると思います。
だから、その門の中に入った状態になれると、現在の自分の状況ってものが、もうあらゆる面で、すべてが好転していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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