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そなたの心を見届けた  1988年10月16日

  
  1. こころの糧             P.1/4
  2. 六根清浄大祓が神様の教え      P.2/4
  3. そなたの心を見届けた        P.3/4
  4. 真実は平凡の中にある        P.4/4

4.真実は平凡の中にある      P.4/4

今、新興宗教が流行って、やれ何百万人だとか、やれ十万人だとかね、私はそういうこと考えてません。


ここに来る方々が、みんな神様から平等にいただいてる魂、平等にいただいてる神意識といいますかね、そういう意識を皆さんが持てる人間になっていただくことが、私の念願なんです。


新興宗教みたいに人を増やすことが私の目的じゃないんです。ここへ来るかたがみんな、そういう意識を持ってくれることが、そなたの心を見届けたって言われる人間になってほしいなってことが、私の気持ちなんです。


皆さん、悪いときは夢中になって来るんですけど、ホント同じことの繰り返しであるし、また毎日の生活の中に、行場ですから、神様は盛んに試すようなことも与えてくれます。


それで少しよくなると、まあいいや、今日はもう休もうとかって、勝手にどっこいしょと決めちゃうのね。それがいけないんですよ。


どっこいしょと決めないで、とにかく真剣に最後まで、必ずそなたの心を見届けたっていう表現がある時が来ますから、それまではね。


私、思いますけど、過去を振り返りますけどもね。歯を喰いしばるような思いもしましたよ。


何回もお話してますけど、3年間一銭もお金がどこからも入ってこないことがあった。PTA行くのにゆかた1枚っきりない時もあった。


そういう中でも私は、やっぱり神心を作らせていただきましょうと思って、肉体をとおしたとこの、なんていうのかな、欲望にとらわれない、真実一路。


その道を歩ませていただきましょうと思って、真剣に歩んできたから今があるんです。だから与えられるんですよ。


こうやってお手本があるじゃないですか。だめですよ、変なことに振り回されていたんじゃ。やる以上は真剣にやってみてください。


うちの人間から、気ちがいだの、少し神様に凝りすぎて頭いかれてんだのって言われても、何でもいいから、とにかくやってみてくださいよ。


私も過去に家族に言われたことあるんですから。ところが今はどうですか、家族がみんな私に協力してくれるじゃないですか。


だから真実、やっぱり神様の意識っていうものを身につけると、全部が同化しちゃうの。だからどうか、あなた方もそういう意識を作ってください。


苦しいってことはね、かえって幸いなんですよ。苦しいから神様を見失わないわけでしょ。


むしろ苦しいことは、あ、幸いなんだなと、自分に言って聞かせて、ただし、その苦しい中でも溺れちゃだめだよと思わなくちゃいけない。


溺れちゃうんだ、苦しみに。そうでしょ。溺れちゃだめなのよ。その中で貫かなくちゃだめなの、真実の道を。


ああ今日は、こういう事件があるから行けないや。俺はまだそうやって行ける時間がないんだ。ああだから、こうだから仕方がない。しょうがないや。


自分で勝手に設定しちゃうんだ。そうでしょ。そういう中でも、うち破ってね、とにかく一つの道を最後までずーっと貫きとおして歩んでごらんなさいませよ。必ず大道に出るから。


そうしたら、もう不可能はないんです。だからどうかね、そこまで辛抱して修行してみてください。


自我に捉われず、一つの道を、一つのレールを、ズーッと、とにかく急がず焦らず、ゆっくりと、


そうかといって、まあ気長にやりゃあいいなんて、こういうのも、またいけないんだけどね。そこのところがむずかしい。般若心経の精神も、それをうたってるんですけどね。


皆さんね、急がずっていう言葉を使うと、じゃ、のんびりやればいいなんてことになるけど、それはいけないんですよ。


やっぱり一年は、今日一日は、二度やって来ないんですから。この一日を大切に生きてください。


朝起きたら、今日一日を大切に生きようなと、で、夜になって悔いのない生き方ができたかなと、振り返ってみてごらんなさいませ。


そうやって自分っていうものを、絶えず制御していくわけね。心の歩みっていうものを、絶えず自分でコントロールする。じゃなきゃだめですよ。負けちゃってることです。


負けないで、絶えず自分っていうものを客観的に見つめて、絶えず自分の魂の次元の心、神様からいただいたところの魂の意識を客観的に見つめながら、


意識をどんどんどんどん引っ張っていくというか、そういうふうな意識で歩むこと。そうじゃないと、信仰してても何にもならないですよ。


絶えず変化があると、とても面白くて続くんだろうけども、真実っていうのは平凡の中にあるんです。


皆さんは、何か大事件が起きないと神様って言えないのよ。それじゃだめなんです。大事件が起きない中に神様と言えるのが真実なの。


本当の真実を掴まなければ、いつになっても幸せになれない。事件が起きなければ神様と言えないんじゃ迷える子羊じゃない。


仏教で言えば、結局煩悩に支配されたあなた方になってしまう。悩みがなければ一生懸命になれないのは、普通の人間なんだ。


だめよ、悩みがなくなっても、絶えずそういう心を養おうとして、毎日毎日を努力することが、本当の真理の道なんです。


悩みがあってやることは真理の道じゃないの。欲なの。最初は欲でもいいから、そこから真理の道に入ること。どうかがんばってください。お願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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