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この世に生まれた来た使命 1989年3月14日

  
  1. 先祖は私たちの過去        P.1/2
  2. 神様は絶えず自分のそばにいる   P.2/2

2.神様は絶えず自分のそばにいる   P.2/2

話をガラッと変えますけど、この間たまたまテレビ見てましたら、今日はちょっとおっかないところも中に入れ込みますというので、

稲川さんっていう、おかしな面白いタレントがいますでしょう。あの稲川さんってのがねえ、なんか行く先々で幽霊に会うんだって。 幽霊に好かれるなら、なんて言ってましたけども。


そうすると、稲川さんはいろんな霊に頼られてるんだと、幽霊が見えるってことは。


じゃあどういうものに頼られてるか、霊能者に調べてもらいましょうっていう時間だったんですね。


どんな霊能者が出るのかなと思ったら、神の光と書いた名前だけは覚えてるんだけど、


その前の、なんとか…神の光って書いてあるんですよね。そういう名前なんです。


何でそういう名前つけなくちゃいけないのかなあと思うんだけど、私、鶴田照子はね、これは本籍の名前なんですよ。


だからよく言われました。テレビに出てる頃、「先生、鶴田照子って名前しかないんですか」って。


どうしてですかって言ったら、芸名じゃないけど、霊能者としてのなんか別の名前がないんですかって言われたの。


別の名前つけなくちゃいけないの?って言いましたけど。


私、これはね、親からいただいた名前で、親からいただいた名前は神から授かった名前と思ってるんです。


だから正々堂々とどこでもこの名前出すわけ。これが私なの。鶴田照子が私なんです。


これ、もしね、なんとかかんとかって芸名で、他の名前が出たときにはね、なんか自分ってものをひとつに絞れなくなっちゃって、


2人あるような感じになってきて、ややっこしいじゃないですかね。そうじゃない?


こっちの名前を使ってるときは神様にならなくちゃなんない。こっちの名前使ってるときは人間臭い鶴田照子にならなくちゃなんない。なんて思うと、


そうすると、なんだかね、ちょっと修行とはだいぶかけ離れた感覚になって、私はそんな巧みなことはできないから、


私は神様の道を、皆さんに体験を生かしてお話させていただく以上は、そんなややこしいところに自分を置くと、真実の話ができなくなってしまうから、


この辺までがそうかな、この辺までが違うのかな、なんてね、いろいろわけて話をしてたんじゃ真実じゃなくなってくるからね。


だから私は、おぎゃあと生まれて、親からいただいた鶴田照子、旧姓は根岸照子だったの。


お嫁に来て鶴田照子になったんですけど、その名前は変わらないですよね。


それで、照子は天照大御神の照を取ってるんですね。親がそうつけてくれた名前なの。それで私はいるんですけれども。


なんか、みんな偉そうな名前を付けるんですね。霊能者であるっていう名前になると。


それで私もジーッとテレビ見てたんです。私にはその憑依した霊がいろいろと出てます、はっきり言うとね。


でもね、この人はどういうふうに出るんだろうなと思って、そしたら、


「わかりました。全部霊視しましたから、申し上げます」って、透視って言ったかな。


それで、小脳のどこそこの神経が2本切れてるとかね、あと、肺のどこそかの神経が2本とか3本とか切れてるとかね、


あとは胃にポリープが2つできてるとかね、それでなんか足の筋が2本切れてるとか、そういうことを言ってるんですよ。


アレッと思って面食らってしまったんですけどね。だいち、どうなのかしら、それ医学のほうでしょう。


医学のほうなのに、そういうこと言って医者から文句出ないのかなって、


人ごとだからそんなこと考えることもないと言えばそれまでですけど、ちょっと私、異様に感じましたのでね。


霊的作用をいろいろ受けてるものを調べるのが霊能者なんだろうに、これじゃあね、だいいち、その脳の神経2本切れてるのが、切れてて見えるのかなって、考えちゃってね。まあなんか、ちょっとややこしく考えましたけど。


そしたら稲川さん、さすがにね、自分の体が傷だらけなんで、おっかなくなっちゃったあって、言ってましたけどね。


うーん…ちょっと面白い、テレビの番組見させていただいてね、余談になっちゃいましたけど。


ま、今、霊能者の活動というのが、いろいろに、こう、出されておりますんでね。どうしても誤解されがちの世界なんですよ。今の日本は特にね。


だから今少し、テレビのほうも本当に高度に紹介してもらいたいがなって、つくづくこの間の番組を見てもそう思わせていただきました。


とにかく、人類が幸せにならなくちゃいけませんよね。人類がホントに幸せになるには、


神様からいただいた分け御霊の心の発露にならなくちゃいけないし、


その心の発露にならなければ世界は平和にならないし、ひとりびとりがホントに幸せにならない。


幸せにならないから世界も平和にならない。絶えず争いは絶えない。


だから不思議なんですよ。よく言いますよね、宗教っていうと必ず戦争がついてまわる。争いの中に必ず宗教が入ってるんですね。


この辺もちょっと私ね、宗教にも自我がいつのまにか入ってきてるのかなと思うんですけど。


そういうことじゃなくて、今少しお互いに真実に触れあう、いつかお話した、戦争中に反戦機にあって、


もう自分は弾に撃たれて死ぬんだなあって思ったときに、誰かにお別れして死にたいって思った。


誰かって人間同士ですよ、私が言うのは。それがアメリカの兵隊さんしかいなかった。ところがアメリカさんっていう意識はなかったの。


その瞬間の時間ってものは、誰かにお別れして死にたい。と思ってハンカチを振ったのが、たまたまアメリカの兵隊さんだったんですね。


そういうふうにね、なんていうのかな、人間が勝手にアメリカとか、日本とか、中国とか、区分けしちゃって、


全部の国に真実、真心、そういったものが平等にある、その線に触れるね、地球上の人類がそういう魂の次元になれるように、


世界中がそういう人類になったら、争いもなくなって、ホントに世界は平和になって、私はそれを目的として皆さんに教えてるんですけれども。


実は夕べ、うちの会員さんが、出口王仁三郎の本を置いていってくれたから、ちょっと読ませていただきましたけれども。


王仁三郎が21世紀を予言してるんですね。その予言が非常に当てはまってるんですよ。ノストラダムスよりもずっとはっきりしてますよね。


それを読ませていただいてね、結局、どうも霊能者っていうのは、私自身を振りかえってみると、


3歳のときに母親に死なれて、お父さんはもうお酒ばかり飲んでて、帰ってくるのが夜中3時ごろで、ほとんどうちにいないですね。


なさぬ仲のお母さんがいたんだけど、1年ぐらいで出てっいちゃって、それで女中さんがいたんだけど、その人もお父さんがほとんど家にいないから、


夜は電気館へふとん取りに行っちゃって、昔は映画館を電気館っていったんですけど。


うちの中に、たった4歳だったか、5歳だったかなあ、その私が一人ぼっちなんです。


で、ご飯も作る人がいないんですよね。空き腹抱えて毎晩毎晩、ふとん敷いてくれる人もいなくってね。押入れの中にふとんがあるでしょう。


そうすると押入れ開けて、押入れのふとんの中にもぐって寝てたんですよ。それが4歳ぐらいの時ですね。


そういうふうに、振りかえってみると私の人生も、あの王仁三郎さんて方もそうなんですね。その王仁三郎と一緒に仕事をなされた、なおさんもそうなんですよ。


なおさんって人もすごくね、亭主は徹底的にお酒のみで酒乱が激しくてね、


それでもう家から何から全部なくしちゃって、貧乏のどん底までいってね、自分の子供は全部気ちがいで、


ま、とにかく何ひとつね、この幸せ感を味わう逃げ道がどこにもないんですよね。


だから神様がこれから神様のお役にたてようっていう人間は、やっぱりそういう過去世を背負わされてるのかなって、つくづく思わせていただきましたけれども。


じゃ自分は神様に使われる人間か、ずいぶんうぬぼれがあるんだなっていうふうに思われるかもしれませんけど、


使われる人間かどうかわかりませんけど、私は神様のために一生懸命働かせていただきたい。


とにかく幸せな人間がいっぱいできる。そういうのが私の考えなんですね。


自分ってものがもう医者から投げだされてる体ですから、いつ死んでもいい体ですからね、


だから死ぬまでの間、とにかく少しでも人間が幸せになる、そして大宇宙の大霊の、要するに神、その神様のお役にたてばいい。


そしてお役にたつということは、幸せな人間をたくさん作ることが神様はお望みなんだ。そのお手伝いをさせていただければいい。という考えは、私はズーッと30年間、実は持ちつづけております。


私は霊的にいろいろ閃いて、病気もいろいろ治療できたり、透視もできるし、あらゆるすべて霊感をいただけているんです。


だから48歳の時に、天之御中主大神という神様がおさがりになった。あとで神道を調べたら宇宙神である。


宇宙神ていうことは、すべてを総括しての、大工さんで言えば棟梁ですよね。棟梁の指令によって電気屋さん、左官屋さん、障子屋さん、いろんな方が入って家一軒ができるわけでしょ。


ですから、わぁすごい神様におさがりになっていただいたんだなと、思うと同時にその使命感たりや、もうヒシヒシと身に迫る思いですね。


私がそういう考えを持たせていただいてるのは、やっぱりそういうことだったのかと思って、


今真剣に、天之御中主大神様におさがりになっていただいたから、その大神様のお手伝いを一生懸命になってさせていただこうと思って、


あなた方を人類をホントに神の子に復活させる仕事に、おまえは専念しなさいってことで、こうやって私、皆さんの前に座ってるのかなと思って、


一生懸命になってがんばっているんですけれども、なかなか難しいですね。みんな魂が違うから。


というのは、元は同じなんだけれども、その後のね、要するにいろんな悪い想念を引きずった魂の状態の人たち。


それぞれがみんな違うから、その人を神の子に引っぱっていくのは並み大抵じゃないなと、つくづく思わせていただいてます。


でも真剣に一生懸命になって、神様の分け御霊であるところへなんとかしてね、その原点になっていただこうと思って、私は努力しなくちゃいけないんだって、自分の心に言って聞かせて、


そのくらい考えてるからね、ちょっとおろそかになってる人たちを見ると、ホントに腹立つんですよね。


腹が立つということは、その人のこと、なーんとかよくなってもらおうと、それじゃだめなんだよと言いたいんだけど、


本人はわかってないから、それでいいと思ってるのかもしれないけれども、それじゃあ置いてきぼりくうのよと、だめなんだよと言いたいとこなんですよ、はっきり言うと。


でもね、これはホントにしょうがない。先祖から受けついだ悪い想念ていうものを持ってる人、そういう方々は悪い想念に引きずりまわされてるんだから、どうしようもない。とは思いますけれどね、


でもその中で、まあどれだけの人がね、神様からいただいた分け御霊の人間になれるかなと、


とにかくそれだけを、私はこれからの半生も、自分に与えられた人生だなと思って、一生懸命になってその道にがんばるつもりでおりますから、


どうかね、あなた方も真剣になって、ホントに自分ってものを早くに見いだしてください。


そのためには鎮魂をやり浄霊祈願をやることによって、ホントの己の魂の次元に、あなた方絶対になれるんですから、それを希望に持って、それにはそれだけ真剣に修行しなくちゃだめですよ。


だからどうか怠けず、とにかく自分に厳しく、そして信じる、神が絶対いるということ。


親神様は自分と絶えず一緒なんだというくらいに考えてね、そうすると親神様がそばについてれば悪いことできませんからね。


休むことはできません。怠けることができません。その親神様が一緒にいることを見失ってるから怠けて平気なの。


親神様は絶えず自分のそばにいるんだと思ったら、怠けられませんよ。それが幸せにつながるんですからね。


とにかく早く親神様の子どもに復活してほしいなと思って、心がせくんですよ。はっきり言うと、先がないんでね。


だからどうかね、どうか一生懸命修行してくださいよ、頼みますから。真剣にお願いいたします。よろしくどうぞ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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