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使命感   1990年9月23日

  

1.自分の使命感に集中する              P.1/5

2.幼稚園 盆暮れのあいさつのこと           P.2/5

3.小学校での問題のこと               P.3/5

4.ある大学生を弁明したときのこと          P.4/5

5.神様からいただいた神心の信念を持ち続ける     P.5/5

2.幼稚園 盆暮れのあいさつのこと     P.2/5

そうしますとね、私の過去を振り返ってみると、幼稚園の問題や学校の問題、あらゆる問題の中で、


その使命感を持つと、やはり間違ったことはいけない。損得考えずに正しいことはどこまでも貫いて守りとおさなくちゃいけない。という考え方が起きてくるんです。


ですから、過去において次男が幼稚園に行ってるときも、その使命感で一つのことを実らせましてね。そこの幼稚園に、いまだにその爪痕が残っているそうです。


その問題というのは、その幼稚園に盆暮れのあいさつがあるんです。
そうすると、各地域ごとでいろんな物をあげるわけです。個人であげる人もいますしね。


それを見ていて、母の会一同で、たとえ100円づつでも集めて、その頃のお金で100円ていうのは、そんな大きなお金じゃなくて、誰でも最小限出せるお金なんですね。


そのお金が貯まれば、遊造園物もできるしブランコもできる。その方が幼稚園も助かるし、皆さんも盆暮れのあいさつに悩んでいましたから、


それ、いい考えだわということでね。自分の地域の役員会に持っていったんです。


でも、その役員さんがなかなか、一筋縄ではいかない人なんですよね。えばりたい役員さんで。


その頃、私はお菓子屋さんをしていましたから、その役員さんの言いなりになる人たちが大勢いて、みんなお菓子を買いに来なくなって、どんどん売上が減っていってしまうんですよね。


そうすると、主人におこられましてね。


そんなもん、やめろ! 一文にもならないこと、何がんばってんだ。俺んちの商売がだんだん赤字になってくじゃないか。今日もお客が減った、今日もまた減ったって、私を責めてたんです。


それでも私は、ごめんなさい。だけど、このことは間違ったことじゃないんだから途中でおりません。最後まで貫いて、実るまでやりますから。


お店がどんどん赤字になって食べられなくなっても、自分で考えてなんとかしますから、絶対にこれから私を責めないでください。それだけ主人に言いました。


主人はそれ以後ズーっと黙ってました。でも黙っていられてもね、私が起こしたことで、毎日毎日お客さんが減っていくと、これは主人よりも本人がなお辛いですよね。


それでもね、今考えていることは、すべての人が助かることなんだ。いい事だからどんどん活かしていかなくちゃいけないっていう、ひとつの使命感を持っていたんです。


それで結局貫いた結果が成功したわけです。


そして、その幼稚園卒業の謝恩会の時に、そこで使うお菓子を、鶴田さんがすごく大変な思いをして大事してくれたから、幼稚園で使うお菓子はみんな鶴屋さんに頼みましょうということで、全部うちへ頼みに来ました。


お菓子屋さんは、うちじゃなくても、父兄の中にあっちこっちお菓子屋さんがあるんですけどね。 


そして最後に各役員が3人ぐらいで組んで、鶴田さんにずいぶん大事をかけたからと言って、履物を買ってね、お礼をしてくれました。

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