- いつの場面でも、偉大な力が動いてる P.1/6
- 十勝沖地震の予言 P.2/6
- 映画 フィールド オブ ドリームス P.3/6
- 悩みは、頭に置かなければ消えていく P.4/6
- 幸せな道を作ってくれるのは神様 P.5/6
- 本質的なものを身につけることが大事 P.6/6
どんな人でも、真実に勝てない
6.本質的なものを身につけることが大事
どんな人でも、真実に勝てない P.6/6
それで、昨日はその霊が写ったっていうテレビを見ていて、私、十何年か前に日本テレビに出たんですけど、大学生の女の子が殺されて、埋められたんですよね。
そこへ夜中の1時頃、行きましてね。その女性の霊を呼んでくださいという番組なんですよ。
その時はね、その女性が来るかなあと思いながら、ああそうだそうだ、肉体はないけど、魂は永遠不滅なんだからと思って、その女性に、
あなたね、大学の教授に殺されて無念でしょう。今、霊界にいても成仏できてないんじゃないですか?苦しんでるんでしょう?私が神様に訴えて、あなたに安らぎを与えてくださいとお願いいたしますから、どうかここへ出てきてください。そして証しをしてください。
そう言って、真剣に祈ったんです。
そしたら、出てきたんですね。私は、とにかく新聞を見ないですから、その女性の顔とか、わからないんですよ。
そしたら、髪の毛の長い、面長な顔立ちの目のパッチリした美人ですよね。で、夏でしたから、白いお洋服着て、スーッと私の前に立った。
あっと思ってね、それで私、心でよく納得するように拝んでたんです。その時のことを主人もポラロイドで撮ってくれたんです。
昨日のテレビの霊が写ったっていう写真はね、ホントになんとか、そうかな、それらしいかなっていう、あれじゃわからないでしょう。それでもね、ちゃんと、霊写真が撮れたって、パーッと見せてるでしょう。
私の霊写真っていうのは、あんなもんじゃないんです。髪の毛が長い、目のパッチリした面長な顔が、はっきり写ってるんです。
だから、さすがにディレクターやスタッフの人達がね、ウワーッ写ってる、写ってるって、いやあホント、面長美人なんだなとか、いやあ、すごいねえとかって、驚いちゃって、調子づいてるんですよね。
だけどね、行く時の態度と帰りの態度が、まるっきり違うんですよ。行く時は、日本テレビの大きなバンみたいな車に、スタッフの人達と一緒に乗っていったんですよ。
その時は知り合いのお嬢さんがレポートしてましてね、付いてきてるわけですけど、ツーンとね、わけがわかんない何も知らない霊能者か、なんてな顔してね、まあ、威張ってるわけですよ。実に情けない感じだったんです。
ところが、その写真が撮れて、おまけに音響が止まっちゃったの。何としても音響が出なくなっちゃったの。おっかしい、壊れちゃったんかなあ…、そういうことがあってね。
それで帰りは、もうディレクター達は、私のことをすっかり見直しちゃってね。で、先生、のど乾きませんか?今そこでジュースを買ってきますから、なんて調子でね。
それで、今、プロデューサーに報告しましたら、ちゃんとお弁当を用意してるそうですから、先生、日本テレビまでお戻りください。車でお送りしますからと、まるっきり違うんですね。
人間の世界ってこういうもんかなぁって、ああいう仕事で、いろんな番組で、痛切に私は思わせていただいてますけどね。
日本テレビで、お母さんの名前を聞いて、生まれる日にちとか時間とか性別とか、五つの項目を当てる番組に出たんですけど、その時もそうですよ。
私が答えたことが全部当たったんです。五つの中の何ひとつはずれたのがないんですね。その時、日にちだけ当てた方が一人いましたけど、あとの人は総崩れですよ。
その時の私の心境っていうのは、これはいつも言ってることなんですけど、新しい方いるから、お話させていただきますけど、
いつも皆さんに、今、自分はどういう立場なんだっていうことを考えなさいよって言ったように、私はその時、霊能者の立場は何であるかってことをね、まず考えたんです。
それで私、答える前に、お話しました。
霊能者っていうのは、当てる当てないが本分じゃない。霊感で少しでも世の中のため、人のために、お尽くしすることが、霊感を与えられているゆえんなんです。
こういう当てることに対して、その霊感を使うっていうことは、本来の姿勢じゃない。
でも今日は参考のために、なおかつ、こういうこともある、こういうこともできるということを、皆さんに一層わかっていただこうと思って、この番組に出演いたしました。
その時の放映は、全国ネットで生放送でした。ビデオでしたらカットされたのでしょうけど、生放送のおかげで カットされなくて、ありがたいなと思いました。
それでね、さっきの話のためにこの話してるんですけど、人間ってこんなに哀れなものかなあって、どうですか。終わったとたんに、
その時は、政治評論家の方や、女優さん、歌手の方、そんな方々が出てましてね。
始まる前は、こちらからあいさつに伺っても、もうこっちは有名人よっていうふうな顔してまして、まあ、すごいんです。それで、私、ずいぶんバカにされたもんだなと思いました。
でも向こうは、有名になって、それだけ認められてる方だしと思うから、しょうがないなと思っていたんです。
そうしましたら、私がピシャッと全部当てたんで、驚いちゃって。今度は向こうから来てね、
「先ほどは失礼いたしました。先生、すごいですね。これからも、どうぞいろいろとご指導してください」って、あいさつに来たんです。
それで、もう終わったからって、日本テレビのパーラーに、コーヒーを飲みに行くと、女優さんやら評論家の方やら、みんなついてくるんです。
日射しが強いからと、私が席を変えると、その方たちも みんなゾロゾロついて来て席を移ってくるんです。
だから、私はいろんな番組の中で、いろいろ体験してますけど、あの時も、ああ、全部当たったから、この人たちが、こんなにも私をもてはやして、追いまわして、当たらなかった人は、いつのまにか消えるようにして帰っていった。
だから自分が当たったことがうれしいっていうよりも、これが明暗かしら、と思いました。
勝負の世界っていうけど、はずれたら、憐れなんですね。
こういうことで、人間って右往左往するのかしらと思って、人間の憐れさを、人の世の憐れさを、その時にも感じて、ちょっと寂しくなりました。
だから、やっぱり本質的なものを身につけることが、いかに大事かってことを、私はいろんな面で体験しました。
皆さんも、そういう本質を身につけると、意外とね、すばらしい先生にまで頭さげられたりする。
どうですか、この間の番組だって、近江さんが自分のことは何ひとつ言わないで、私のことばっかりでしょう。僕は心境がすっかり変わったんだ、この先生と会ってからと、そこまで言ってくれる。
これは、私が皆さんにも教えてるように、本質を育ててきたからじゃないんですか。その本質が相手にわかってくると、あそこまで褒めたたえてくれる。
それで、皆さんにもそうなってもらおうと思って、私は教えをほどこさせていただいてるんですね。誘導してるんです。だからどうかね、真剣に取り組んでみてください。
絶対皆さんもなれますから。人間っていうのは、どんな偉い人でも真実には勝てないの。
だから、先ほど行った鎮魂もね、そういう真実な心が皆さんにそなわる行事ですから、どうかそのほうにも心を向けてね、真剣に取り組んでみてほしい。
毎日の生活の中でいろいろとらわれること、いっぱいあるでしょうけど、今、私が言ったことを思い出してください。
とらわれるうちは、その悩みを離してないってこと。離さなきゃいつになっても悩みは逃げませんよ。自分でつかまえてるんだから。
つかまえなければ、自然になくなるんです。そういう三次元の仕組みなんです。
今ここにいる私たちは、みんないなくなっちゃうでしょう。それと同じ仕組みなんです。
だから、そういうふうに自然に自分っていうものを順応して、それで自分をお作りになっていただきたいと思う。お願いいたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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