こころ

商売やるにしても何かするにしても、絶対成功させるには、実らせるには、人智を超えたもの、これを霊智といいますけれども、その霊智の開眼ですね、これが私は人間が幸せになる一番のきっかけじゃないかと、霊智っていうと、特別な感覚のように考えるかもしれないけれど、すべての人が持ってるんです。

仕方がないやを自分で作っちゃだめなの。これは間違い。自分では、これ仕方がないんだものと、だからやむを得ないんだからと、自分で勝手にそういうふうに考えて、姿勢を作った場合は、これは負けの姿勢なのね。

素直になること愛を持つこと信じる心を持つこと謙虚に己に厳しくと。こういう心がおのずからね、神様からいただいた分け御霊に復活すると、いやでもそういう心を使わなきゃいられなくなってくるんです、人間は。

現在と過去と未来が、必ず己にあるんだってことを意識しなくちゃ、そのすべてが自分なんだと、過去も己、未来も己ですよ。修行っていうと、とっても重く感じる、だから私もいろいろ考えました。もう修行という考え方じゃなくてね、ホントは私たちの世界ってのは、未来永劫幸せな世界だったんですよ

前にお話したように、雨の日もありがたい。天気の日もありがたい。極端な話が台風もありがたい。この心境がね、自ずから身についてくると、そうならないと、本当の幸せってものはないんじゃないですか。絶えず現象にとらわれてたら、絶えず悩みでしょう。

神道で言いますとね、天之御中主大神様っていうのは宇宙神。要するにすべてに司るところの最高のパワーをお持ちの神様です。そして、お働きの神、八百万の神様があるわけです。いろいろと働きの神様があるわけですね。

肉眼で見える世界が、自分たちの世界というふうに、ほとんどの人が思い込んでいるわけですけど、ところが、この肉眼で見える世界は、本当の自分、要するに魂のいる場所ではないんです。本当の自分の魂というのは、実は神様から、いただいた分け御霊、要するに人間は、みな神の子なんです。

毎日の生活を営んで、どうしても肉眼で見える世界にばかり心いって、そこで自分の心を作りますよね。そうすると肉眼で見える世界っていうのは、むろん物質の世界ですから、どうしても物とか、名誉欲とか、とにかく非常に、今肉眼で見える自分てものを、ホントに幸せにしようという考え方がどうしても強くなる。

もうカッと目を開いてね、お曼荼羅の一点をジーッと見つめて、真剣に拝みました。3日目に見えましたね。お曼荼羅の両脇に、こう、森が見えてくる。目、明いてですよ。で、森のとこに七つの滝が、こう落ちてるんですよね。