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神計らい 1994年4月27日

  
  1. 客観的に見つめる    P.1/2
  2. 神の子としての心    P.2/2

2.神の子としての心   P.2/2

ずいぶん私も大勢の人を今までやってきましたから、いろんな事件がありますよ。たとえばね、日航の大阪行きの飛行機が堕ちちゃって、あの時は五百何人亡くなったのかな。


私のお友達のお嫁さんが大阪の人なんですよ。それで東京から大阪へ乗ってくわけでしょ。で、行く時はいつもその6時何分の飛行機に乗るんですって。


ところがその日に限ってね、2時何分の飛行機に乗ったっていうの。それは前の日にね、実は意味があるんですよ。


私のお友達のお嫁さんっていうのが、そのお嫁さんのお友達が、白いお洋服に猫が写った写真を持っていて、
「気持ちが悪いから、あなたのお母さんのお友達に、これ見てもらえないかしら」って言われたと。


ところが私が出かける時で見ていられなかったんですよね。じゃ、帰って来てから見てあげるわよって。


それで帰ってきて、どうした?見てあげるけどって言ったら、もう待ちきれないで、その写真は尼寺へ持っていったと。


ああそう、でもね、お宅の嫁さん、お友達から相談受けたんでしょ?と聞いたら、「そうなの」と。


そうするとやっぱり、お宅の嫁さんも相談を受けたってことは相手の因縁も受けるよ。だからお祓いしておいた方がいいんじゃない。夜のお祈りしてあげますよ、何事もないようにって。


それで私が夜お祈りしてあげましたよね。それで翌日2時頃だったかな、ゆうべお宅のお嫁さんのことお祈りしてあげたから事故がないわよと、こう言ったの。


その時点で私は事故って考えてないんですよ。ところが事故がないわよって言葉が出ちゃったのよね。


と、向こうはね、ほらまだ事故がある時じゃないから、ああ、ありがとうってぐらいに簡単に片付けられちゃってね。


そんなのどうでもいいってな返事の仕方だったんです。ホントなんですよ、人間って憐れだね、結果が出ないと本気になれないんだね。


結果が出ないうちはどうでもいいよって思ってるの。だから私ゆうべお祈りしてあげましたよって言っても、あんまりありがたいと思わない。どうでもいいやってなありがとうだったからね。


私も、まあこんなもんかいねと思って、なんとなく気が抜けましたけどね。


そしたら夜6時何分か、飛行機が堕ちたでしょう。それでほとんどの方が亡くなったでしょう、五百何人か。


そうしたら8時頃電話かかってきましてね。「鶴田さんありがとう」ってこう言うんですよ。


ね、ほら、結果がわかると完全にありがたいっていうありがとうになるのよ。わかんないうちは、どうでもいいってなありがとうなんです。響きがね。


それで、あなたもう、私たまげちゃったって。だってあなたね、うちへ電話かけたの2時頃なのよって、せがれに聞くとね、うちの嫁はいつも6時何分の、あの飛行機に乗るんだって。


それがね、今日に限って2時何分の飛行機に乗っていったって。あいつ今日はバカに早く帰るんだなって、ご主人は思ったっていうんですよね。


そしたら、これだったのね。前の晩にあなたがお祈りしてくれたから、その飛行機に乗ること、免れたのね。


それで今まで乗ったことない2時何分の飛行機の時間に乗るってことも、そういうことだったのね、すごいわって、初めて感謝されましたよ。


そういう結果が出なきゃ感謝しない。あの、お祈りしてあげましたよって言っても、あっそう、ありがとう、なんて、だから何事もなけりゃね、あっさり簡単に片付けられるとこだったのよ。


ところが飛行機が堕ちちゃったから、ああこれだったのかっていうんでね、今度は目の色変えて、電話でもって、あなた、すごいわねえ。あの飛行機に嫁が乗るとこだったのよ。


今回に限り初めて2時何分の飛行機に乗ったんだって。うちのトモが、せがれの名前ですよ、あいつはいつも6時何分で乗るのに、よかったなあって、言ってたって。


私がね、鶴田先生にお願いしといたからよって、こう言って今度はえばっちゃったわけだ、親の方は。だから免れたのよって親がせがれにそう言ったって。


へえそうか、それでか、なんて言ってね、もう息子さんもずいぶん私のことを信じてるみたいですけどね。とにかく仕事で交渉事する時には必ず私の名刺を置いてやるんですって。そうすると必ずまとまるんだそうですよ。


これは不思議よねえって言うわけです。で、あなたの名刺がだいぶ擦り切れてきたから、せがれがまた名刺欲しいって言うんだけど、いただけない?って言うんで、


まあ必ずちょっと気持ちだけでもっていうことで感謝してますよね。それで私名刺あげるんですよ。


そういうわけで、この世にはまだまだ我々の人智では計り知れないことがあるんですよね。それを人間はわからないから奇跡っていう言葉を使うんですけど。


だからそういうことから考えると、もう中途半端な信じ方しないで、信じるんだったら徹底的に信じることですよね。


中途半端な信じ方してたんじゃ、どうしたって自我が強くなっちゃうから、この三次元の世界の欲の考え方の方が強くなっちゃうからね、神なんかないんだと。


で、神様に仕えて苦労してる人、そういうのを見ても、あれは欲が深いんだ。なんでもかんでも間違った考え方ばっかりしかできない人間になっちゃうんです。


結局そうなるといつになっても救われないのよね。だからやっぱり絶えず目上は尊敬するという心を身につけて、あくまでもこれからあの方をとおして幸せにさせていただきたいな、とかね。


あの方には神様お下がりになってるんだから幸せにしてもらいたい。そのためには信じなくちゃというくらいな心になればいい方に展開するんだけど、


そうじゃなくて自分の自我で、三次元の欲の世界で見つめてて、それで自分が欲だから人が欲に見えちゃうのよね。


だからそういう考え方してると、いつになっても幸せつかめないの。だから師と仰いだらとことん仰いでね、真剣にやった時に自分が救われるんですよね。


その心が大事なんだから、私を尊敬しろって言ってるんじゃないんですよ。その心を神様は認めるわけですよね。


やっぱり自分がこれから教えを乞う人に対して、尊重した心を作ろうなっていうその気持ちに神様はお下がりになるんですよと、必ず神様は幸せにしてくださるんですよね。


だからどうか、私を尊重しろって言ってるんじゃないの。そういう心を作れということを言ってるわけ。そうすると必ずね、神様がそこにちゃんとお与えくださいます。


それがね、私たち人智では全然考えられない世界の考えだけど、これが本当の世界なんです。それが本当に幸せになるってことをみなさんがわかるようになると、その世界がわかってくるんですよね。


さっきやった鎮魂も、そういう宇宙の気と自分の気とがひとつになる時間ってものが必ず設けられるはずですから、真剣にやればですよ。


ただお遊びでやったんじゃいつになってもだめだけど、そういう時間をたくさん作れる方が早くに神様の魂に近づくことができます。


ということは、あくまでも何回も繰り返すように、私たちの魂はやっぱり神様からいただいた魂なんです。だから神様と同じ心になれるはずなんですから、


それを同じ心にならないで、この見える世界の三次元をとおしての欲の世界の考え方だけしかできないから、いつになっても人間が幸せになれないのよ。


そうじゃなくてね、自分は神の子なんだと、神の子である以上は神様に教えられた心をどこまでも作らなくっちゃという考え方を持って真剣に取り組めば、絶対に幸せになれるんですよね。


これはもう、自分の何十年間の歩んできた道を振り返ってみますと、すべてが必ずそうです。成功させていただいた時は、必ず自分がじゃだめですね。


あくまでも謙虚な心っていうのが大事でしょうかね。やっぱり、ああ神様によって救われたんだなっていうふうにね、私をとおしてちゃんとお手配してくれたんだなっていうふうな、絶えず自分がじゃなくって、救っていただいたんだなっていう謙虚な心ができた時に、次の段階も救われるわけですよね。


だからどうかね、そういう心を作るためにこの宗教もあるんだということを心に置いて、私がいつも申し上げるあの五つの心ね、あんな心が自ずから身につけば、皆さんが本当に幸せな人間になれるんですよね。


あの心は神心ですからね。あなた方の心も神様なんですよ。その神心が使える人間になってこそ本物なんですよね。だからその本物の人間になってください。


三次元にとらわれた欲の人間じゃなくって、本物の人間になったら絶対に何があってもね、必ず叶います。何やっても失敗はありません。


だからどうかね、完全に神様の子になって、そして自分をドンドン禊ぎをすることがとても大事だなって私は思わせていただいてます。


何十年間の過去を振り返ってこんにちまで来る間に、ジーッと振り返ってみると、みんなそうですよね。


だから今のその飛行機の問題だってそうでしょう。やっぱりそれなりの因縁を受けてる人たちがちょうど集まった時に、その飛行機が堕ちるということも考えられるんですよね。


だからその辺のこと考えてね、やっぱりそういう飛行機に乗らない自分にならないと、そのためには自分の心がそういう心にならないとダメだっていうことですよね。


神様はそういう危険な飛行機には乗せませんから、我が子はですよ。だけど我が子っていうのは要するに神様からいただいた魂の次元の心遣いができる方を我が子というんです。


神様から我が子と言われるような人間になってくだいよ。そうしたらいつでも救われるから。


まあ私の話はいつもこういう話ですけど、でも肝心なことを言ってるんです。体験をとおしてね。


だから今度の飛行機の事故を見て、振り返って、ああそういうこともあったなって、あの東亜航空の、新婚旅行だから大安の日を選んで同じ飛行機に乗って行って、それが全部堕ちちゃったのおかしいじゃないですか。


だからそういうふうにね、大安吉日だからいいとかなんとかだけじゃないの。そんな大安吉日がいいって、じゃ、みんないいはずでしょう。


それ考えたらね、やっぱり自分たちの過去世、先祖からおかせる罪、また現在の罪、そういったことを全部自分で反省してね、それであくまでも自分たちは神の子であるっていう心を作ること。


神の子であると思うだけじゃなくて、神の子である以上は責任持って神の子としての心を作ることですよね。そうしたらもうどんなことがあっても未来は絶対に救われます。


私はこれ保障しますよ。自分もそういうふうに体験させていただいてるから。だからどうかそういう心をお作りになって真剣にがんばっていただきたいと思う。お願いいたします。よろしくどうぞ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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