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神様の代弁者になってください 1993年1月20日

  
  1. 絶えず人のことを願う       P.1/2
  2. 神様の代弁者           P.2/2

1.絶えず人のことを願う     p.1/2

今日は来てる方、ちょっと少なくてさみしいですね。気持ちよくお話するには、たくさん集まっていた方がいいんです。


ということは、神様もそういう考えでいると思います。


皆さんね、御教えというのをどういうふうに考えてるのかなって、ちょっと思うときがあるんです。


ちょっとその時、すばらしいお話を聞いて感激して、あまり余韻というのを残さないまま、それが今日の日程のひとコマと、


そんなふうに簡単に考えてるんじゃないかなって、実は思わせていただいてるんですけどね。


せっかく私も真剣に皆さんのことを考えて、こういうお話をするんだから、今日一日のひとコマだなんて簡単に考えないで、


なるたけね、心にとどめて、それをすぐ実行に移すように努力しなくちゃなって、やっぱりそこまで心を使ってほしいんです。


そうじゃないと、何のための御教えかということになっちゃうんですよね。


だから話すほうにしてみれば、とてもさびしい心境になりますよ、はっきり言って。


これだと神様は呆れちゃうかなと、考えたりしていますけど。


実は私は毎年、江の島と八幡様にお参りするんですよ。住まいが鎌倉ですからね。


それで最初、江の島神社に行った時に、うちの相談役(夫)が、私が体弱いことを知ってますから、身体健全、家内安全で申し込んだんですよね。


あなた、それやめてよと言ったの。

どうするんだって言うから、

祈願成就、それ一本でいいと言ったんです。


そしたら、ちょっと怪訝な顔してましたよね。なにを祈願するのかなって、こう思ったんだろうと思うんです。


祈願成就といったら、自分のこと、自分の家のことしか考えないでしょう。皆さん、どうですか。


だから主人は、祈願成就って、何を?と思ったんじゃないかと思うんですよね。


そしたら、祈願成就、何を祈願するんだ?と聞かれて、


いや、私は祈願成就しなくちゃならない立場なの。


どうしてなんだと言うから、


だってそうじゃない、ずいぶんいろいろと皆さんが、私にお願いするでしょうと言ったの。


私をとおして神様に、私はお願いしてるわけですよ。だから私のお願いが、神様に通って叶いますようにという祈願成就なの。


ここに来る皆さんのお願いをしてるわけ。頼まれたお願いをね。


と同時に、頼まれなくても、うちへ来る方みんな、幸せになっていただければいいなと、いう考え方を持ってるわけですよね。


だからそういう考え方の祈願成就をお願いしてるんですよね。


ホントに、この人のあれが成就すればいいな。あの人はあの問題が成就すればいいなってことが、いっぱいあるんですよ。


私は自分のことはひとつもお願いしたことない、はっきり言って。


人のことを考えながら、一生懸命お願いしてる。祈願成就は人のためにね、お願いしてるんです。


それがね、恩着せがましい言葉に、あなた方に受けとめられちゃ困るんだけど、自然なんですよ、私のこの考え方が自然なの。


だって現実に、私は自分の祈願成就すること、おかげさまで何ひとつないんですよ。


子どもたちも幸せにやってるし、だから自分の祈願成就って何もないんです。


そしてこの間、鎌倉八幡様は、山川さん(会員)の車で、5人で行ってきました。


それで読みあがるのが、もういっぱいいたんですよね。だから次の番だろうと、そのくらいに考えてたんですよ。


最初こっちのほうにいたんですけども、なんとなく、こう、惹かれてね、入り口に近いほうが空いたんで、あっち行きましょうよっていうんで、


そっち行ったら、毛布があって電気が入ってるんですよ。ああこっちのほうが温かくていいね、なんて言って、


それで一番ね、こうスッと立てる場所に座っちゃってるんですよ、自分がね。


何なんだろうなあと思ったんですけど、どうもね、今回呼ばれる気がしてしょうがなかったんです。


そしたらやっぱりね、鎌倉の鶴田照子さんって呼んだんです。


あ、やっぱりそうかと思ってね、立って行きましたけど。


もういっぱい人が入ってたんだけど、どういうもんだか、前のほうに、私一人座るところ、ちゃんと空いていたの。


だからそこへ座りましてね。ほかの人も並んで脇のほうへ座りましたけど。


いつもいつも、なんかこう、用意されてるというか、なんというかね。でもホントにありがたいです。


それで、江の島のおみくじは大吉で、本部長(ご子息)も大吉なんですよね。


お嫁さんが吉だったかな。だから凶ってなかったんですよ。


凶なんて入れてないんじゃないの。なんて、うちの本部長なんかとも話したりしてね。


ところが、八幡様のほうで引いたおみくじは、みんな違うんですよ。


私が吉でね、それで中吉が安田さん、その次が小吉、で、あとの二人が凶なの。


その凶っていうのは、畑中さんと竹田さんといってね、浪越さんの、今一緒にやってる同人会の幹部なんですけどね。


この間ここへ来た時、じゃあ僕も誘ってくださいと言うから、お誘いしたわけですよ。そしたら凶なんですよね。


だけど、私が吉で、安田さんが中吉で、それで山川さんが小吉、で、あとの二人が凶。
だから結構、凶があるんですね。


神様は肉眼で見えないから、あなた方はなかなか信じないんですよね。


だけど、そのおみくじのたったひとコマでさえね、神様はちゃんと目を通してますよ。


これ、もしほかの人たちが吉で、私に凶が出たとしたら、どうですか。


先生、我々にずいぶん御教えをしてくれてるけど、凶なんだと、


ちょっと気持ちが動揺、まあ動揺とまでいかないにしてもね、一抹の不安っていうか、何かが残るでしょ。


神様はそこまでお計らいして、絶対私には皆さんより下のものを引かせないんだから、これ不思議ですね。


自分で勝手に、私はみんなより上だから、みんなより上の引かなくちゃっていうんじゃないんですよ。


何にもないところに手を入れて引くんだから。


それがそういう形で、ちゃんと出るというのはね、肉眼で神様は見えないけども、真実の心に絶えずお手伝いしてくれるんだなってことを、


たったおみくじのことでさえね、神様は気を配ってくださるんですよ。だからここのとこなんです、皆さんに言いたいことは。


なぜそういうふうにしてくれるかっていうと、今言ったように、祈願成就。自分のことじゃないですよ。


皆さんのこと、皆さんが一生懸命お祈りしたことが成就いたしますようにって、絶えずお祈りしてるわけです。


そういう私というものを神様は見てるわけですよね。


結局、絶えず人のことを願う人間に対して、たったおみくじのことでさえ、


神様はちゃんと、皆さんに安心させるように、そういうおみくじがサッと出る。だからありがたいもんです。


それを皆さんね、ああ先生だからと思わないで、我がことに聞いてください。


どうしても自分のことばかり考えるでしょう。


そうじゃなくて、私みたいに人のことばかり真剣に考えてると、神様がちゃんと献立してくれるんですよ。


神様って姿、形がないけれど、ちゃんといらっしゃる。


肉眼では見えないけど、行いをしてごらんなさい。行いをすると、必ず答えが出るから。


ああ今月どうしよう、こうしようって考えてると、どんどん落ち込みますよ、人間っていうのは。


そうじゃなくて、とにかく自分の行いというものを、少しでも神様に気に入られるような行いをすることです。

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