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なるほど魂は永遠不滅である     1990年6月2日

  
  1. とらわれることを打ちだして、とらわれない訓練をする   P.1/2
  2. 不思議な手品みたいに幸せにつながっていく        P.2/2

1.とらわれることを打ちだして、とらわれない訓練をする  P.1/2

今日、見えてないのが残念なんですけど、膀胱がんが治って、


私は神も仏もないもんだと思ってたら、これによって初めて神を知ることができましたと、おっしゃってたんですよね。


そういうのは、実は私、がっかりしちゃうんです。勝って兜の緒を締めよと、昔の人の言葉がありますけど。


やっぱりそういう奇跡をいただいたら、そのあとどこまでもそれを生かしていくことを考えていかないと。


ずーっと続けろというんじゃないんですよ。


完治した当座ってものは、やっぱりその感激が薄らぐことがないように、真剣に取り組むだけの心情を持たないとね。


それが治りきらない・・・治らないかもしれない。また復活するかもしれない。こういうことを心配するんです。


だから困ったなというふうに考えるんです。それを真剣に続けなさればね、実は奇跡も起きるんです。


だってね、医者が、なんか3回目とかで、もうだめだって言ってたんですから。


それが、私が26日にお祈りして、その26日にお小水が出て、そのあと手術ができたということで、


先生、おかげさまで、神も仏もないもんかと思ったんですけど、やっぱり神様はあると、やっと私は鶴田先生によって知らされました。これから一生懸命になりますからよろしくお願いします。


そう言ってたんですよね。そしたら今日、見えてないんです。まことに残念だなあと思ってます。


というのは、私が残念だなと思ってるのは、やはりそういう感激のあと、しばらくはね、とにかく続けて、


石の上にも3年っていう言葉がありますけど、そのぐらいの心情を持って真剣に取り組んだら、そんなのは再発しないんですよ。


ところが、その時だけの感激で終わってしまうから、再発ってことも考えられるんですよ。


やっぱり人智で及ばないことで治していただいたんですから、それに対してのお答えっていうのは、我々の常識を超えたところで取り組んでいかないと、それは全うできないんじゃないかと、私は思います。それで残念だと思っておりますけども。


今日のこの感応講座ね、私が後ろで操作しているということで、皆さん、おいでになってる。


じゃあ私の姿がここに見えないからといって、操作してないかっていえば、上の部屋でずっと統一して操作しているんです。感応講座が始まる時に指導者が挨拶に見えますからね。


そういう訳で、私は私の立場でね、やはり真剣に取り組ませていただいてるんですから、お見えになって、少しでも自分の道を救われたいと思う方は、やっぱりその心情ってものを持っている必要があるんじゃないかと思います。


それで、そこにいる市川さん。さっきちょうど隣りにいて、あぁそうだったのって、私も嬉しかったんですけど。


とにかく、私を知らなかったら、もうずーっと寝たきりの病人だったでしょうと。でも私を知って、こうやって、こういうところに出てこられるようになって、いろいろお話も聞けたりできると。


だから、生命ってものは与えられるものなんですから、病気で死ぬんじゃないんですよ、はっきり言って。


病気を意識しちゃだめなの。病気を意識すると病気に負けるんですよね。負ければ、与えられた生命、保てないかもしれないんです。


どうかね、どんな体の状態になっても、自分のその悪い体を意識しないこと。そして自分がなすべきことをやること。


どんなことがあっても、這いずりまわってもやるんだと、いうくらいの根性をお作りになること。


そうすると案外ね、人間って何でもやってこなせるんですよ。そういう心を作ることも、やはり神様の教えなんです。


また私自体がそうですからね。まあ、心臓が弱いと。それでこの間、下痢しましてね。3日間ぐらいかな。


とにかく、だんだん熱が上がっていくし、17日は法要の日だったんですけど、その朝は9度までいきましたよね。


でも今日の法要は私が出なければ法要にならないんだと思うから、とにかく皆さんの前でも誓ったように、神様にもお誓いしたように、


意識のある限りは私はやらせていただきますと、自分の姿勢を保たせていただきますと、誓いましたのでね。だから私は17日もちゃんと出て法要させていただいております。


そういうことを貫いてるうちに、元気になっちゃってるんですね。それで、心臓も悪いわけですよ。


2日目かな、さすがにせがれが、おふくろ、やっぱり医者に行ったほうがいいよって言われて、それで医者に連れていってもらったんです。


そのときに医者で測った熱が8度1分あったんですよね。そして私が、実は心臓もよくないんですよって言ったら、


ちょっと脈を診て、ああなるほど、心臓も悪いですねえって言われまして、もう検査は散々しましたからと、検査しますかって言われる前に、先にそう言いましてね。


とにかくそういうわけで、いつも申し上げるように、素直になること、愛を持つこと、信じる心を持つこと。で、謙虚な姿勢、かつ己に厳しくと。この厳しくなんですね。


そういうことを身につけるようになれて、初めてね、もう人智では行われない、医学でもちょっと首ひねるようなことでも治っていっちゃうんです。


これはねぇ、その心の状態になると、神心というんですよね。そうすると神心である以上、神様の魂でしょう。神様の魂は永遠不滅なんです。それと同時に絶対不可能がないんです。そのくらいすばらしいんですよ。


そういう魂を再現しようというふうに私は皆さんに教えてるんですから、徹底的にがんばって、この世に不可能がないんだというぐらいな魂のところまで、ひとつ、真剣にご修行してみたらどうでしょうか。私はそう思います。


そして今、私が数字とかいろいろ送りましたね。これ、テレパシーの訓練です。はっきり言うと、全部訓練なんです。


じゃ、その訓練の一番の基本はなんであるかというとね、“とらわれない”ことなんですよ。


とらわれることを教えながら、とらわれない訓練をさせてるんです。これ、やっぱり修行なんです。


3次元の世界って、とらわれることがいっぱいあるでしょう。そのとらわれない心ができて、初めて苦痛から脱却できるわけでしょう。それと同じなんです。


今、私が皆さんに数字を出しますね。それで、2かしら3かしら5かしら、なんて考えてるんじゃだめなんです。


だけど、こっちから出した問題の数字だけはひょっと頭に植えつけること。そしてあとは無心になる。


で、ハイって言ったときにスッと感じた数字を書く。これが完全なるテレパシーなんです。これもやっぱり無心の訓練です。


だからすべてね、とらわれることを打ちだして、とらわれない訓練をしてるわけ。どうか、真剣にそういう自分を作ってみてください。


そして体が悪くっても、その悪い体にとらわれたら、どんどんその病気に負けるんです。だから、どんな病気になっても絶対それにとらわれないこと。ガンになってもとらわれないこと。


ところが、とらわれないっていうのは、とっても難しい心なんですよね。でもそれを皆さんにお教えしているのは、皆さんは平等に神の魂をいただいてるということを申し上げたいんです。


だからそういう心を徹して作るということが神心なの。神様の心になれば、そういう心が徹してできるはずなんです。とらわれない心がね。己を捨てる心ができるわけ。


自分にとらわれて、自分が大事、大事と思っているうちは、これはなお自分ってものが落ち込むんです。


自分を捨てちゃうんですよ。3次元の自分ですよ。物質を通した自分ですよ。これを捨てちゃうこと。


そして魂の次元での、要するに神様からいただいた分け御霊の次元での、心遣いっていうかな。


そういった心を、この鎮魂をやることによって、また感応講座をやることによってね、徹底的に芽生えさせる。


感応講座は、私がこうやってお使いさせていただいておりますので、皆さんにパワーを送ることもできます。


また皆さんがね、全部とは言わないけれども、人によってはいろんな霊を背負ってくるんですよね。そうしたことも実は浄化してるんですよ。


ここでは変なふうになる人、一人もいないというのは、それだけ高いパワーを、天之御中主大神様のパワーを、天之御中主大神様っていったら、これは宇宙神でしょ。この世の中の最高神なんですよ。


それだけのパワーをいただいてる道場ですから、絶対に変なことにはなりません。だから安心して行に励んでいただきたいと思います。

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