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とらわれてる = 自分でつかまえてる  1993年9月19日

  

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  1. 世紀末 今こそ心みなおして      P.1/2
  2. 欲がからむと、実らない        P.2/2

1.世紀末 今こそ心みなおして      P.1/2

どうも皆さん、本日はご苦労様です。


この前、8日が大神様におさがりになっていただく日で、今日が大神様にいろいろとお願いを聞いていただく日なんですね。


そうですね、毎回のことながら、どんな話したらいいかな。


昨日は私、銀座の会で、その前の日は出版社が来て、21世紀を迎えるにはどうしたらいいかという本の取材を受けてまして、今いろいろとお話させていただいてるんですね。


出版社の方もレポーターの方も、非常に今までの人間の考え方っていうかな、そういったことが、まあ私をとおして、ホントに、まるっきり変わるんだということを、とにかく意識したらしいんですけどね。


で、取材でも、やはりね、これはいつも皆さんにお話するように、今見えてる世界、いつも三次元っていいますけどね、この見える世界っていうのは、欲の世界、欲が主体の世界なんです。


だからどうしてもね、三次元をとおしてると、そこに欲がからんでくるから、どうしても求めることが多くなるわけですよね。


お金が欲しい。名誉が欲しい。健康な体が欲しい。


そういうふうに見える世界、三次元の世界っていうのは、物質を求める習性が行われる世界なんですね。


人間は神様から、または宇宙の大霊とも言うし、その神様からいただいてる魂の次元の心ってものをお持ちになってるんだけれども、


見える世界でいろいろと欲が手伝って、神様からいただいてるところの魂の次元の心遣いってものが、現時点で、特になくなってきてるんです。


今までズーっと、その三次元の心遣いってもの、長い間続けておこなってきたから、ここで神様が、元の原点に戻りなさいと、


元の原点に戻りなさいってことは、私たちは神の子なんだよと、要するに神様に生かされてるんだよと、いうことを自覚しなさいということなんですよね。


そうすると、じゃあ神様の心って何なのと、いつも皆さんに申し上げてるように、五つの心ですよね。


で、この間、私を祝っていただいた誕生会がありまして、その時皆さんに、私は御教えを書くメモ帳をおあげしたんですけども、


そのメモ帳ってことよりも、その中に私が瞬間閃いたお歌を書かせていただいてるの。


そのお歌を書いたものを、誕生会にお見えになった方々にあげてるんです。そのお歌っていうのは、


「世紀末 今こそ心みなおして 神の御霊(みたま)の 五つの心を」


と、こういう歌をね、書いて、そして皆さんにおあげしたんです。


で、それもね、瞬間統一して、いただいた歌ですから、はっきり言うと、これは神様おさがりになってる歌だと思います。


ですから、いわば、御守りにもなりますね。(しん)の入ってるものなんです。ちょうどお誕生会をしていただいた方々に、この間おあげいたしました。


ホントに私たちが五つの心を持つ人間にならないと、要するに神の子にならないと、地球はもう破滅寸前のとこまで来てるんです。


まあ、21世紀を迎えられるかどうかということの、はっきり言うと、それまで待てないことが起きるかもしれない。という感じもいただいてます。


ですから急いで、もうとにかく、その心を身につけて、要するに神様からいただいた分け御霊が自分の本体なんだと、


私は神の子なんですと、なおかつ生かされてるんですと、いう考え方を強くお持ちになっていただきたいの。


神様に生かされてるんだっていう考え方を強くお持ちになるとね、やっぱり神様からいただいた魂の復活ってことが、そこに必ず思い浮かべられるんですね。


で、神様からいただいた魂の次元の心遣いってものも、それと同時にわからせていただくんです。


それで、「神の御霊(みたま)の五つの心」をと書いて示させていただきましたけど、その五つの心が、素直になること。愛を持つこと。信じる心を持つこと。謙虚に。己に厳しくと。


この間の誕生会の時も、この方と思う先生方を、ちょっと何人かお招きしたんです。


五味先生って方は、毎年新年の会の時に、帝国ホテルで催すんですけども、二千人ぐらい集まるんですよね。二千人ぐらい集める方なの。


それこそ政界から財界、芸能界から、あらゆるところからお見えになるんですね。その先生もご夫婦で来てくださった。


この人はどっちかっていうと、ボランティア活動してるわけなんですね。カンボジアに行ったり、難民救済に行って、いろいろと活動してるんです。


そういったこと自体、やはり非常にすばらしいことだと思いますね。だからそういう先生方をお招きして、あと浪越さんですね。


浪越さんもね、もう91歳になられたというのに、この間お風呂場で転んだとかで、頭を打って怪我をして病院に入院したらしいんですけども、


ひと月も経たないうちに、退院してるんですよね。90歳ですよ。


で、やっぱりこの方も、指圧の心、母心と、母心っていうのは、実は神心ですよね。


だってお母さんってのは、自分の我が子が病気した時にね、自分の寿命縮めてもいいからこの子の命を助けてくださいと、


皆さんもお母さんである立場の方は、たぶん自分の子どもが病気して、もう危ないっていう時に、神様にそういうふうにお願いするんじゃないでしょうかね。


私もそういうふうにお願いしましたから。というのは、うちの本部長(ご子息)が、生まれて40日目に肺炎になったんです。


そうしましたら、お医者様が入院しなさいって言ったんです。ところが入院するお金がなかったの。


それで私は自分の一心で治しましょうということで、うちへ連れ帰って、もう1週間寝ずの看病しました、はっきり言って。


それと同時に、自分の寿命10年縮めていただいても結構ですから、この子を助けてくださいって、私は念じました。


そして1週間目に、やっと熱も下がって正常な状態になりまして、その間お医者さまが、ほとんど毎日のように来てくださいましたけど、


私、お医者さまに褒められました。「相当重体だったんですよ。だから入院しなさいって言ったんです。よく治しましたね。お母さんの一心が、天に通ったんですね」って言われました。


「天」って言葉を使いましたけどね、お医者さまは。神とは言わなかったけど。だから人間ってね、どういう人でも 自ずから、そういう究極のところに追い込まれた時に、必ず何かの助けってことは、頭に閃くんでしょうね。


「一心が天にとおったんですね」と、そういうふうに医者でも、やっぱり認めてるんですよ。


そのすばらしいお力で、我々人類をお作りになったところの、そこまで意識しないかもしれないけど、


何かこの世の中には、人智では計り知れない素晴らしいお力がお働きになってるんだってことをね、


医者も医学者も科学者も、あらゆる人が私はわかってるんだろうと思うんです。わかってるんだけど、なかなかそういう気持ちになれない。


私のその場合でも、子どもの命を助けてくれっていう心情だから、その時そこまでなれたんですね。


だけどその気持ちが、絶えず人間っていうのは、どんな時でも必要なんですよね。


今、世紀末ですよね。非常にいろんなところで変化ございますでしょ。


地球上すべて見つめても、マスコミに取りあげられないことも、ずいぶん危ない線があるんですよ、はっきり言うと。


そういうふうに今、地球上が大変なところへ来てる。日本だけじゃないんです。地球上すべてなんです。そういうところへ来てる現状です、はっきり言って。


そういうところへ来たということは、やはり神様からいただいた、その五つの心を皆さんが見失っちゃったから、ただ欲にばかり走ってるから。


些細なことでも欲は入るんです。たとえば赤ちゃんができた時に、よく昔から言うでしょ。三つ子の魂百までもって。


この三つ子の魂が必要なんですよ。それがいろんなこと、知識が頭へ入ってくると、その三つ子の魂がだんだん消えちゃうんです。


三つ子の魂が神様からいただいた魂なんです。それがだんだん消えちゃって、なぜかっていうと、欲のほうに後退しちゃうわけですね。


そして絶えず欲のしがらみで、たとえば学校にしてもそうですよ。うちの子の成績をよくしたい。みんなそれぞれが競争ですよね。


それで今の勉強自体でも、人間の情操ってことをあんまり考えないんじゃないかなと思う。どっちかっていうと、成績のいい子を作りたい。


そして、ほとんど、いろんな学問をして、いろんな所行って、何でもかんでも詰め込み式ですよね。これも欲ですよね。


それも子どもっていうよりも親の欲なんですよ、はっきり言うと。と私は思う。


子どもを世の中に出して、自分の我が子を成功させたいからっていう頭が、親にあるんじゃないかと思う。


だから、よその子よりもたくさん身につけさせて、よその子よりもいい成績にさせて、


そして世の中に出ても、よその子よりもいい立場に、自分の子どもがいってくれればいい。みんな欲ですよ。


今は子どもをテーマにしてお話しましたけど、私たちひとりびとりを考えたって、絶えずその欲がついてまわりますよね。

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