- 今、一番大事なこと ― 自分のパワーを高める ― P.1/4
- 霊能力の出発点 P.2/4
- 信念を持つことで、苦境を打ち消すことができる P.3/4
- 人間の持つパワーと考え方は、いつも同じ平行線にある P.4/4
3.信念を持つことで、苦境を打ち消すことができる P.3/4
私はその後、お花の先生から後を継いでくれとも言われましたけど、母が嫁にいくのが一番いいんだよ。なんて言われまして、
まあ、母が違ったから、結婚してお嫁に来たんですけど、それも、まあ、いろいろあって、私の本意ではない結婚をしたんですけどね。
でもそういうことから、ずーっと振り返って、そうですね、結婚してもずいぶん経済的な苦労して、ホントに一家心中寸前までいったり、
変な話ですけど、夫の悪口言うわけじゃないけど、夫があってなきがごとしの生活しましたからね。全然頼れませんから。
夫は九州の人間ですけど、じゃあ九州に帰ると、しまいにはそう言った時、私ね、子供と自分ってものが、夫にすがって生きていくもんだってふうに考えておりましたから、
九州に行くって言うから、
九州へ行ったら、どこか、親子4人が生活できるの?
そう言って、瞬間喜んだんですけど、
そしたら、俺ひとりぐらいはな。って言ったんです。
えっ!と思ったの。
それで、おまえは二人子供連れて深谷へ帰れ。
そう言われたんですよ。
深谷っていうのは、私の実家なんです。
まさかね、私は母が違うから田舎へ帰れないんです。継母ですから。
二人の子供を連れて帰るなんてことは絶対できないわけです。
こんなこと話してると長くなりますから、とにかくそういういろんな苦労の中で、見えない世界の力っていうかな、
そういうことをいろんな面で体験しました。信じる心もそういう中で体験しました。
そういう苦労していて、人のことどころじゃないっていう心境が絶えずありましたけど、
この道に入ったきっかけというのは、あんまり無理したもんだから心臓悪くして、とうとう医者に、
今死んでも不思議はないって言われて、自分が明日をもしれない命で、それで初めて腹が決まったのが、40になってからですよね。
いろいろ見えて霊感も働いておりましたから、でも私はそれを使って人助けなんて真っ平ごめんだよ、ぐらいに考えてたんです。
でも、どうせない命だったら、最後だけでもまともな生き様を残そうと、少しでも人のために、世の中のためにお役にたって、それで神様のお役にたって、この世を去ろうという決意をしたのが、この仕事を始めたきっかけなんですよね。今でもその気持ちでおります。
だから人生ってものは、皆さんもそうでしょうけど、自分の身辺、絶えずいろんな災いがありますよね。
三次元の世界っていうのは、人間関係とかいろいろ煩わしいですよ。
そういうことの中で、やっぱり私もそんなこと言いながらも、三次元に住んでる人間ですから、
煩わしいことになった時には、それはちょっと瞬間悩みます。
だけどその時にスッと私を助けてくれるのは、やっぱりその使命感なんです。
それがなかったら私、生きていられない時もあったと思います。
ところがもうその気持ちを貫いておりますんでね。それでどんなことが起きても必ずすぐそこへ気持ちを持っていくんです。
そうだそうだ、私はあの時誓ったっけなと。
あとはいろんなことがあっても、それは全部無視しようと、それは成り行きにまかせようと、
ただ自分の生きざまを最後まで私は貫いてみせようと、いう考え方を今でも持ってます。
それがこうやって生かされてるんだろうと思うんですよね。
ですからこの歳になって、この間、遷宮に行きましたけども、玉砂利の敷いてあるところが1キロあるんですけどね。その1キロを倒れもせずにちゃんと行ってきましたから。
それで帰ってきてからもこの広尾はあるし、また外のお付き合いもあるし、そういったことでしょっちゅう出て歩きますよね。
そしたら一緒に行った人の中では、さすがにその疲れが出て大変だったけれども、やっとここでもって、なんとか立ち直りました。なんて言うお弟子さんもいました。
先生は、もうホント不思議な体ですね。失礼だけどその歳で私たちも一緒に行って、私はのびちゃってるのに、先生は帰ってきてからも盛んに活躍してて、そうやってがんばってる。
つくづく不思議だなと思いますって、その方からも言われましたけどね。
それはね、今言うように私のひとつの信念ができてるから、要するに世のため人のために、で、神様のお役にたってこの世を去ろうなというその信念が、すべてを全部打ち消してしまうんです。
人間関係、いろんな煩わしいこといっぱいありますよ。そういうことも全部打ち消すことができるんです。その信念で貫こうと思ったときにね。
だから病気もせずに、こういう行事の日でも一日も休まずにね、23日の遷宮に行ったとき、これは仕方がないですね、伊勢神宮に行きましたから。
あの日は休みましたけど、その日以外、私は全然休まないんです。
それで、こんにちまでこうやってがんばれるっていうのもね、その信念が、私をこうやって生かしてくれてるんだな。そう思わせていただいております。
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