初心を貫く 1990年5月26日

5.体験のお話　憑依霊によって悪い状態が、パワーを送って正常になる　　P.5/7

昨日きてる手紙の中に、名古屋にお住いのTさんというかたで、このかたのご次男ですけどね。非常に霊に取りつかれやすい体質なんです。

要するに四次元に入りやすい体質ですね。

三次元は肉眼で見える世界でしょ。この肉眼で見える世界の中に見えない世界、これ四次元なの。

四次元の一番とば口にいるのが浮遊霊なんです。

要するに私たちの過去世の先祖が、ああしとけばよかった、こうしとけばよかったっていう思いですね。

そういう思いがあって霊界に行けないで、浮遊してるの。これ浮遊霊っていうんですけど、成仏できない。

なまじちょっと四次元に入れる素質のものを持ってると、そういうのに、まず入られやすいんですよ。そういう人こそ徹底的に修行すればホントいいんですけどね。

ところが、そのかたは学生さんで、なかなか出てこられないから、お母さんが鎮魂や感応講座に見えるんです。

その息子さんのことで、夜のお祈りしてくだいと言えば、私が夜のお祈りしてあげるんですね。

そうすると即座によくなって、それで当分いいんだそうですよ。ところがまた何かに憑かれて、変なふうになっちゃうんですって。

夕べも、手紙が中に入ってましてね、

「先生、何回もお願いして申し訳ありません。先生にお祈りしていただくと息子が正常な人間になるんです。だから、どうしても先生にお願いしてしまうんです」

そう書いた手紙を入れて、夜の御祈願のお願いを頼んできました。

その息子さんは、絶えず仏さんかなんかの前で頭を垂れて、学校へも行かないで、何も言わないで、物も食べない。

そんな状態になっているのが、私がお祈りして、名古屋まで念を送るんですけど、必ず正常になるんだそうですよ。

それで元気に学校へ行くようになって、しばらく普通の行動になるんです。

ところが、また背負っちゃう、霊につかれてしまうわけです。それでまた落ち込んでいるわけです。そういうお子さん。

まあ考えてみると、私は素晴らしいパワーをいただいてるんですね。不思議だなと自分で思うんです。

私がお祈りすると、もとの正常になるというんだから、一度や二度なら、ああ偶然かなって思うけど、何十回だから、拝むたびに正常になるんですから。

だから、自分ながら驚きました。
私はこれだけパワーがありますって、自分から言いたいんじゃないの。

だけど、そういうのを聞いてね、これ、一度や二度じゃないでしょう。お祈りするたびによくなるんですから。

そして、その方が学校へ行けるようになるってことは、ホントにありがたいなと、私もうれしいです。

そのままずーっと学校に行ってくれればいいなと思うんだけど、また霊に入られるんですね。

だから、そういうお子さんこそ、ホントはここへ来て鎮魂もやって、ちゃんとなさると、四次元に近いものを持ってる方ですから、修行すれば、それだけパワーが高まってきますから、今度はそういう浮遊霊に負けないんです。

あなた方も浮遊霊いっぱい連れてきてるんですよ、はっきり言うとね。それでも、これだけ集まっても私は負けないんです。

それだけのパワーをいただいてるんですよね。