初心を貫く 1990年5月26日

4.五つの心　　　　　　　　P.4/7

そして、神様の道を少しでも身につけようと、真剣に取り組んでみてください。
たとえば、素直になること、愛を持つことね。

自分を愛すってことよりも、他を愛すことを言ってるんですよ。他を愛すことは自分を愛すことになるんですよ。

皆さん、他を愛さないで、自分を愛すから、自分が、だんだんだんだん哀れなとこに落ち込んでいくわけ、はっきり言うと。

他を愛す心になれば、自分が愛される自分になってくんです。反対やってるんですよね。

だから、そういうふうに愛をまず持つこと。

そして、神様があると実体験をしたならば、要するに、これ初心ですね。これを活かして、絶対信じること。

そして己に謙虚。
私はこんなに素晴らしいことを、神様からいただいてるんだ。私には少し霊的なひらめきがあるのかな。とかって、自分にうぬぼれちゃ、もうだめなんですよ。

絶えず自分っていうのは謙虚でいなくちゃいけない。自分を絶えず下座におかなくちゃいけないの。

だから、まあ、自分事言って誠に申し訳ないんですけども、

たとえばですね、この間、安藤さんのことなんですけど、26日に私はお祈りしました。

そしたら翌日お小水が出て、それがきっかけで
病気が治りましたという報告を受けました。

その時は、ああよかったなあと思うのと同時にですよ、

私のような、何の力もない、こんな無力の、こんなつまらない私を、こんな素晴らしい奇跡が行われるなんて、どうして、なんてありがたいんでしょう。ありがとうございますと、私個人の気持ちで神様に感謝します。

やっぱりそういう心は自分では気が付かないけど、それが謙虚ってことにつながるんでしょうかね。

そういう心を絶えず皆さんお持ちにならないといけませんよ。

自分をあまやかしちゃだめですよ。厳しくならなくっちゃ。そしてとにかく、それだけを貫きとおしてごらんなさい。

人類は、もともと幸せだったんですから、絶対幸せになれる皆さんなんです。

小学校の生徒だって1年２年３年と、上の学校へいく知恵をつけるために、一生懸命学問するのとおんなじですよ。

皆さんも、もとの幸せに復活するためには、やっぱりそういう努力も必要なんです。そのつもりで私はこの霊照会を開いてるんです。

この霊照会の門を叩いてくる方には、もともとの幸せな皆さんに戻っていただこうと思って、真剣にお伝えしてるわけなんです。

どうか皆さんも真剣に、そういう心を少しでも身につけるように、その一日はもう二度と来ないんです。

二度と来ない一日をね、つまんないことで嘆いて苦しんで悩んで、そんな一日を過ごしたってつまらないじゃないですか。

それよりもやっぱり、生かされた一日を作ってくださいよ。

今日一日、本当に、ああよかったなと、自分はこれでいいんだと、それはあくまでも神様があるという前提のもとに、初心ですね。

そういった心のもとに、生きてる間には矛盾だらけのことが、いっぱい世の中にあります。

だけどその中でね、絶えず神様は絶対にあるってことを心に信じて、徹底的に今の五つの心の修行を、

素直になること

愛を持つこと、ね、他人にですよ、私が言うのは。

そして信じる心を持つこと

そして自分を徹底的に下座において、己に厳しくなる。

そういった心を、真剣に皆さんが毎日の生活の中で、絶えず身につけることに専念していれば、必ず神様は不可能はないんですから、とてつもないことも与えてくれます。

私はそういう心を皆さんに養っていただきたいと思って、長い何十年間の人生の間で経験したことの中から、私は神を知りましたから、

皆さんにも知っていただくために、こういうところに来て、こうやって真剣にお話をさせていただくわけなんです。