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事始の日 -8日清祓い-1994年4月8日

8日清祓い
  1. 宇宙の法則にのっとって生きる ①      P.1/4
  2. 宇宙の法則にのっとって生きる ②      P.2/4
  3. 信じるということ              P.3/4
  4. 不可能が可能になる時            P.4/4

3.信じるということ     P.3/4

それで、医者には37、8歳の時に、もう今死んでも不思議はないと言われてる自分の体ですよね。


どうせ死ぬ命だったら、最後だけでも人間らしい生き様を残してこの世を去りたいなと思ったのが、この仕事をやるきっかけなんですよね。それでこんにちまで三十何年やってきてます。


それだけどホントに考えてみると、自分の幸せってことよりも絶えず頭の中はね、


あの人今、仕事の方うまくいってるかしらとか、あの人今、体がちょっとおかしい、弱いんだけど少しはよくなってるかしらとか、


絶えず自分のことより人のことばっかり考えてることの方が多いんです私は。


だからね、私って何なんだろうと、時々自分を振り返ってみる時あるんですよね。自分のこと考えたこと一度もなくて、人のことばっかり考えてる。


人のことばかり考えてるから、自分のことを考えてるゆとりがないんですよね、はっきり言うと。


それで三十何年間過ごしてきたんですけど、その中でまた私は私なりに、皆さんに教える立場でいい修行をさせていただきました。


こうやってね、ホントに幸せになることを皆さんにお教えしていて、真剣にそれを心に修めていただければありがたいなと思ってるんですけど。


それで、私は神様だけじゃなくて人も信じる、とにかく信じるって心とても強いんですよね。


だから私に対してホントに善意で真剣に考えてくれてるんだな思う方には、やはり私も真剣にその方のことを思うんですよね。


ああ私にはいいお弟子さんがいるな、ありがたいなって心の底からね、私もこの仕事をさせていただいてるからこそ皆さんに助けられるんだなと。


私は子どもが男の子二人でね、女の子いなくてちょっとさびしいけれども、自分の我が子のようなお弟子さんがいっぱいいてくれて、ありがたいなって思いながら、日夜過ごさせていただいてるんです。


そういう中で残念なことにはね、三十何年やってる間にもう二度ぐらい、私はお弟子さんから裏切られました。


一度はね、私にこういうこと言ったんですよ。先生が亡くなる時は、死水は私が取りますから。


お嫁さんもいらっしゃることでしょうけども、死水は私が取りますから心配しないでくださいって言ってくれたお弟子さんがいたんです。


ところがそのお弟子さん、やっぱり自分っていうことを中心に考えて自我に陥ったのか、人が何か言うことをそのまま鵜呑みにして受け取ったのか、何だかわかりませんけど、そこまで言ってくれた人が裏切りましたよね。それで、ここを去りました。


その前はね、田中さんが姪御さんが結婚するということで、私の秘書みたいにして頼んでた河上さんっていういい青年なんですけど、司会を頼んだわけです。


二人とも会員さんですけど、それで河上さんは、いいですよ頼まれますよってOKしたわけです。


それで、田中さんが私のところへ来て、先生、河上さんに司会になっていただきたいんですけどお願いしてよろしいでしょうかって言うから、


うーん、あの人も私のお供で忙しい人だからね、ちょっと待ってよって、こう言ったんですよ。


そしたら、でももう河上さんに引き受けていただけましたからって、こう言われたんです。


えっ、もう言ったのと。はい、直接頼んで、河上さんはね、司会をやってくれるって私に言ってくれましたから、先生、大丈夫なんです。ってこう言うんですよ。


私ホントに恥かかされましたよ。啞然としました。お弟子さんってそんなもんかしらって思ってね。


だから、ああそうなのと。


それで今度は私、その河上青年に、あなたね、もう田中さんから頼まれてたらしいわね。それなのにどうして改めて私にああいうこと言わせるの。


そしたら、これまたひどいんですよ。


いえ僕はね、確かに頼まれたんですと、でも僕は先生の許可をいただかないうちは返事したくありませんから、だから実は頼まれたけど、返事はしたけども、当日40度の熱が出たって言って断りますからって、こうですよ。


それはあなた失礼よと、もし断るんだったら今断りなさいと。


え、でも、あの、先生に対して申し訳ないから、僕はその日には40度の熱が出たって言って断りますからって言うから、


その日に断ったら、向こうは面食らっちゃうじゃないの。せっかくの結婚式が、司会のあなたが断ったらどういうことになるのよ。だめだよ、そういう相手を困らせるようなこと考えちゃ。


でもそれは先生に申し訳ないですから、僕はそうするつもり。あっさりと受けちゃったけども、よく反省してみたら、これは先生を通してじゃなきゃ間違いなので失敗したなと思って、


僕が考えたのが当日断ればいい、40度の熱が出てどうしても出られないからって言って断ればいいやって腹を決めました。って言うから、


それは相手を困らせることだからやめなさいと、断るんだったらば今のうちならまだいいけれど、当日40度の熱が出たから出ませんっていうのは、向こうが面喰っちゃうじゃないの。


今断れば司会をまたどなたか頼むことできるけども、当日は断ったんじゃ頼むこともできないじゃないのと、そんな相手を困らせるようなこと考えちゃだめよって、私はむしろ言ったんですよ。


私にそうやって恥をかかせているお弟子さんのことも、また考えたんですよ私はね。それで、そうですかと、わかりました。あの、申し訳ございませんでしたって言うから、


だからさ、出てやんなさい当日はと、改めて私が言ったら、そうですか、申し訳ございませんでした。でもどうしても先生に申し訳ないからって言うから、


いや、それわかってくれればいいのよと、教えっていうのはそういうもんだってことがわかってくれればそれでいいの。


だから間違ったことは二度と繰り返さないことねと、いうことで注意したんですよね。


それで当日ね、熱が出て断るからって言った人間が、正々堂々と大きな顔して一生懸命司会してるんですよね。


私も招待されましたからね、お弟子さんですから。で、行きましたけども。


まあそういうことがあったから、その方もやっぱり去りましたよね。

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