- 宇宙の法則にのっとって生きる ① P.1/4
- 宇宙の法則にのっとって生きる ② P.2/4
- 信じるということ P.3/4
- 不可能が可能になる時 P.4/4
2.宇宙の法則にのっとって生きる ② P.2/4
先ほど申しあげたとおり、今日はお釈迦様がお誕生の日ですけれども、それと同時に8日というのは事始の日なんです。
宇宙の原則から言うと始めの日。始めあって終わりありと、8日が始めであり7日はお終りの日なんです。
そういうふうに宇宙の中にはひとつの法則があるんです。その法則にのっとって私たちが生かされてるんだということ、よく肝に銘じてね、こういう物質の世界に翻弄された自分を作らないことです。
物質にとらわれてる状態というのは、とても苦しいですよね。
でもその物質にとらわれないで宇宙の法則にのっとった、要するに悟りの境地でもって真剣に生き抜こうという考え方に切り替えていった方が、同じ苦しみだったら、どれだけ自分の未来の幸せがあるかということをお考えになってほしいんです。
たとえば、この三次元の世界に住まわせていただいていてもね、その心境にある程度近づいている場合は、まあ自分のお話をするのも誠におこがましいんですけれども、
この間伊勢神宮に行ってきました。実は1月23日に伊勢神宮の正式参拝10人代表の中の一人に私が選ばれていたんです。
でも、その日が30分遅刻で正式参拝ができなかったんです。お弟子さんが30分ほど時間を間違えて、私だけがその10人の中で欠席したんです。
私としてはとても残念なんです。それがとても気になって、どうしてももう一度伊勢神宮に参拝しなくちゃと、真剣に思い続けていたんです。
それで結局、正五九と言って5月が神様の月だから、5月に行こうかなと思ったんですけどね、
私たちは夜のご飯は息子の方でいただいてるんですよ。それで2月に息子夫婦が子供が学校お休みで旅行するからというので、
そしたら主人が、じゃあ二人が旅行でいないんだったら、僕たちもどこか行こうかと、それでこの機会にと思いましてね、じゃあ悪いけど伊勢神宮に私は行きたいんだけどと言って、
それで一晩は二見、二晩目は鳥羽へ、というふうにね、主人が旅行の案内書を見てスケジュール組んでくれて、2月に行くことになったんですよね。
だけど、それがひと月前にフッと閃いたの、29っていう数字なんですよね。それで早速伊勢神宮に電話したんです。
そうしましたら、29日はこちらのご都合がありまして正式参拝はいたしかねますと言われたんですね。
では30日にお願いしますと言ったら、30日は大丈夫ですって言われたの。
じゃ、30日お願いしますと言って、こちらのご都合でと言うんだけど、何なんだろう29日ってと思った時に、ヒョッと、もしかして天皇様いるのかなと、その時思ったんですよね。
そしたらいよいよ間際になったら、テレビで天皇ご夫妻が29日に伊勢神宮に正式参拝といことで発表されましたでしょう。
ああやっぱり、それで29日断られて30日になったんだな、ああそうだったのかと思いましてね。29って閃いたのは天皇様お参りする日だったんだな。
その天皇様がお参りする日が私に閃いたってことは、やはりそれに近い日を選べということだったんだなと思って、とにかく30日は選ばせていただきましたけど。それで行ってきましたよね。
ところが今度は最初の1月23日に行った時の失敗と反対なんです。
宇治山田駅で下りましたら警官がズラッと並んでましてね、あと群衆がいっぱいなんですよ。
何なんだろうねって主人に言ったら、そうだなあって、それでちょっと聞いてみたら、
いやあ天皇様が4時半にお帰りになるんで、天皇様のお顔を両陛下のお顔を一目見たい拝みたいというので、皆さん朝から来て並んでるんだって言うんですよ。
ああそうだったんですかと、それで結局、階段降りてタクシー乗り場のところに行ったら、1台止まってるわけですよ。
それでそれに乗って、もう両側がその朝から来てる人たちでいっぱいですよ。警官も道のところどころにいるんですよね。
それでタクシーの運転手さんが、
お客さん、運がいいですね。実は私の車も、これで出たら、もうシャットアウトされて再びこの中へは入って来られないんですよ。3時から絶対タクシーが入っちゃいけないってことになってて、そういう時間なんですよ。
そう言ってましてね、それが私ちょっと前に行って、それでみんなズラッと並んで警官も並んで、そこのところをズーっと私の車が行くんだから、裏を返せば、天皇様のお召の車と平民の私がね、行きと帰りの違いで、ちょうどぶつかるその時間帯ってのはね、送られてる形でしょう。私ホントにありがたかったですね。
やっぱり神様ってこの宇宙に絶対お働きになってるんだなってこと、つくづくその時も感じさせていただきましたけどね。
何だろう、こんなにありがたいことってあるかしら。周り群衆に囲まれてね、そして所々お巡りさんが警備してね、その中を私の車がスーッと走っていくんでしょう。もうホントにありがたくって感激でしたね。
それで二見館に着きまして通された部屋が、それこそ御殿の間っていうんですよね。そしたらそこには昭和天皇様もお泊りになったっていうんですよ。
それで殿下のお名前が下がってるわけですね。だから、ありゃまあと思って、まあえらいとこ泊まったんだなあと思っておりましたけど。
とにかくすべてがそれなんです、はっきり言うと。だからもうホントに何て言ったらいいんでしょう。ありがたかったですね。
その話をさっきご飯食べながら本部長と話したんですよね。そしたら新幹線こだまが最初にできた頃に、それ以上の感激したことがあったじゃないかっていうんですよ。
それで、それ思い出しましてね。あれはこだまができて二日目なんですよね。その時のこだまは大阪まで6時間かかったんですよ。
そのこだまに乗ったんです。そしたらホントこれもお召し列車みたいなもんですよね。
踏切遮断機のところで人がパーッと集まって、そのこだまが通るとね、ワアーばんざーい!なんて言ってみんな手を振ってくれてるんですよね。
それで畑で作業してる人がいると、みんな作業をやめて手を振ってるんですよ。なんだかすごい、これお召し列車みたいだね。なんて言いながらね、行ったことあるんですよ。
それを本部長(ご子息)が、おふくろそれ以上の思い、前にしてるじゃないかって、こう言われましてね。
言われてみたら、そうかなあと思って、ホントに私って不思議な私なんですよね。
それを思った時に、やっぱり私は皆さんが少しでも幸せになっていただければいいなっていう、毎日そういう考えでおります。
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