- 心の中に飛び込むようなお話 P.1/7
- 除霊の解釈 P.2/7
- 意識のとらえ方 P.3/7
- 間違いを正す時は… P.4/7
- 自分の気持ちを置き換えてみる P.5/7
- 霊視は神様の声 P.6/7
- 本質を見つめる P.7/7
7.本質を見つめる P.7/7
今こうやって何不自由なく過ごさせていただいてますけど、ゆかた一枚でいる時もあったんですから、私もずいぶん苦労しましたよ。
それでもどこかのよその霊能者みたいに、皆さんから暴利をむさぼってません。
この間もある方が、やっとうちの中が穏やかになってきましたからって、御礼に見えましたけど、あなた、こんなにすることないよって、片方は返しましたけどね。
でもこうやってね、ひとつも身につけられないものも、身につけられるようになって、でもゆかた一枚の最低の生活まで落ちるとね、
皆さんからご奉納されたお金をメチャクチャに何か買うってことはできないんですよ。貧乏性になっちゃってるからね。
ところが、この者は、もう散々苦労したんだから、少しでもこういう物を身につけさせてやろう、ああいう物を身につけさせてやろうって、
神様は手を変え品を変えてね、身につけさせるようにしてくれるんだなあって思うんです。
というのはね、先方から今月これだけないと手形が落ちないんです。だから、これ買っといてくださいって言われると、やっぱりないわけじゃないからね。
それこそ私が直接買うんじゃなくて、相手の困ってるのが助かるなら、じゃあ出しておいてやるかなっていうんで、
そうしていつの間にか宝石が増えましたよね。人の持たない宝石まで手に入ってますよね。それでなおかつ身につけさせていただけるようにしていただいた。
だから前にも言いましたけど、霊能者は神様で金儲けして、ああいう物を身につけてるんだって思われやしないかなって思うから、みんなしまっておいたんです。はっきり言うと。
ところがジーッと考えて、そうまでしていただいて、それをしまっておくのは申し訳ないなと、神様はわかってるんだからと思ってね。
で、それは人を助けて入ってきた宝石ですよね。そういうふうに考える必要ないじゃないか。周りの人は何もわからないから、そう考える人多いかもしれない。
でも人に何と思われようと身につけましょうと、それから私ね、こうやって宝石を身につけること、平気になったんですよ。
だから皆さんね、霊能者ってものを、十把一絡げに考えちゃいけないと思うんです。暴利をむさぼってしてる霊能者もいるでしょう。でもそういう霊能者ばかりじゃないと思う。
だから私がある会に行ったときに、うわべだけしか見ない人にね、言われましたよ。
ここから
私がちょうど宝石つけてるときですよ。あの霊能者っていうのは、神様を利用して金儲けしてると。
だから私は言いました。自分のあいさつの時にね、そういうことを先ほど言ってる方がいましたけど、
正しい霊感は、お金儲けしようと思ったら出ません。ホントに赤子のような心にならなきゃ正しい霊感は出ないんですよって、その時はっきりと言わせていただきました。
わからない人間ていうのはね、身につけてる物だけで評価するわけです。あの人は神様を利用してぼろ儲けして、ああいう物を身につけてるんだ。
そういうふうにね、十把一絡げに考えちゃうんです。だから人間て憐れですね。認識がなさすぎる。
だから霊能者といえども、同じ物を身につけたって、その道がいろいろ違うんだと、もう少し心の幅を広く持てる人間にならなくちゃいけないんじゃないかなと、私は思わせていただいてます。
でも人がなんと思おうと、どんなところに行くのでも、神様はちゃんとご承知だからいいんだわと思って、堂々と身につけさせていただきますよ。
今日はこういう会だから、大神様に恥をかかさないように、私がみすぼらしい格好していったら、大神様に傷がつくと思えば、
人のしないようなものまで私は持たせていただいてますから、そういう物を身につけて行けば、不思議と心にゆとりが出来ますよね。
たとえば、大きなパーティーとかにご招待されますでしょう。その時に、鶴田先生、来賓のごあいさつお願いしますと言われた時に、
みすぼらしい格好じゃなくて、人が見ても輝いているような格好で行っていれば、ああ、あの先生って豊かなんだな。高い神様が下がってるんだなというふうに思うでしょう。
だからやっぱり、なりふりも自然に必要なんだってことを、つくづくわからせていただき、
そういうことのために神様からそういう物も授けていただいてるのかなと思わせていただいてます。
だから同じ形を見ても、これは純粋なものか不純なものかということの見分けができるような、そういう魂の次元の人間になる必要もあるんだなと、
どうか皆さんも、ただうわべだけ見ないこと。中身をちゃんと見つめて、そして相手を見定めること。
なおかつ絶えず感情に支配されないで、なんだか腹が立つような時には、これは私のご修行なんだな。魂を高めてくれるためにこういうことが起きてるんだな。
その時どういう心を持ったらいいだろう。というふうに自分を絶えず置き換えて、感情に支配されない自分を作ることですよね。
そうすると自分の次元がだんだん高くなっていって、いろんな悩みも自ずから消えます。
だから、ただ神様に頼るばかりじゃなくて、そういう心を作ることによって、神様はちゃんといろんな苦労を取り除いてくれます。
どうかね、真剣に同じご信仰なさるなら、そういう心を身につけるご信仰をしていただきたいと思う。お願いいたします。よろしくどうぞ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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