感情に支配されない自分を作る   1993年9月29日

  
  1. 心の中に飛び込むようなお話     P.1/7
  2. 除霊の解釈             P.2/7
  3. 意識のとらえ方           P.3/7
  4. 間違いを正す時は…         P.4/7
  5. 自分の気持ちを置き換えてみる    P.5/7
  6. 霊視は神様の声           P.6/7
  7. 本質を見つめる           P.7/7

4.間違いを正す時は…    P.4/7

ずいぶん腹の立つようなことが、この世の中には多いですよね。でも相手の悪いことも正さなくちゃいけない。


いつだったかお話したと思いますけど、この間、瀬崎功一郎(匿名)さんのパーティーに呼ばれましてね。


電話をかけてきて、お話をしてくださいと、特別に席を取っておきますから、お花をあげてくれますかとか、言ってきましたから、私、全部やったんですよ。


それで行ったみたら、プログラムにあいさつも載ってないんですね。それであの時は青木さんと小坂さんが行ったんだけど、とにかくいつになっても私のあいさつ回ってこない


私も何となくイライラしましたよ。やっぱり感情の動物ですからね。だけど瞬間その時思ったことがある。


ああ私の出版パーティーの時にね、瀬崎功一郎さんを壇上へ上げて、ごあいさつしていただけばよかったんですよ。


でも私は壇上へ上がってますから、そこまで采配できないですよね。とうとう瀬崎さんを上へ上げなかったわけです。そこに私は気がついたんですよ。


それでね、ハハアあの時にさせなかったから、その敵討ちをするために私に恥かかせるんだなと、そう思ったんです。


だけどそう思うとね、私の場合、腹は立たないんですよね。そうだったのか。それでそういう現象になったのかと。


でもこれは間違ってることだから、やっぱり間違ったことは正した方がいいんじゃないかなと思ったんです。


それで他の方がね、全然うちの会員さんじゃないですよ。先生ごあいさつなさったんですか?って言うから、いいえしてませんって言って、


あら、どうして?

どうしてだかわからないって言ったんです。


そして、うちのお弟子さんが聞いた時は、予定されてないって言ったんですよ。で、他の方が聞きにいったら、この長唄の後だっていうわけでしょう。


先生、このあとだそうですよって言うから、ああそうですか、何者のあとかねって、ちょっと皮肉りましたけどね。


それでまあ、上へあがってあいさつの時に、そのことを全部お話しました。


電話をいただきまして、特別に席を取っておきます。ごあいさつをしてください。お花もあげてください。全部私は受けてそのとおりにしました。


ところがプログラム見ると、どこにもあいさつが載ってない。で、いつになっても私のあいさつが回ってこないから、お弟子さんが聞きにいったら、予定されてませんって言われた。


電話でそれだけのこと言ってた人がね、予定してませんって、これどういうことなんでしょうかね。


私は言われたことだったから、作り事じゃないんだから、そのままはっきり言いましたよ。


そしたら本人が小さい声で、そんなことないよとかなんとか、グチュグチュ言ったそうですけどね。


その時は私、怒るって心はなかったですね。やっぱり間違ったことは正す。本人にも反省させなくちゃいけない。


そう思いましたから、壇上へあがって、普通はその壇上でそんなことは言えませんよ。これも勇気が必要ですよね。


でも正しく見つめる目をすべての人は持たなくちゃいけないなと、それで私は、それだけのことを言わせていただきました。


でも今日のこの会の無限エネルギーというお話を伺って、私がお祈りするといろんな奇跡いただくんですけど、


私をとおしてエネルギーをいただいて、それで皆さんのいろんな現象がいい方向になるんだなということもわからせていただいたから、


ホントに今日は来たことが無駄ではございませんでしたと、ありがとうございましたで結びましたけどね。


それからも、瀬崎さんから案内が何回か来てましたよ。でも私は全然行かないんです。


仮にもね、霊夢を見ますとか、世界的なことを予言するのなんのと言っときながら、


あれだけのことを啖呵切って、感情で人を支配するなんて冗談じゃないなと、だからそういう人とは、私はちょっと縁は結べないなと思ったんです。


そしたら、また案内が来てるんですよね。今度は発起人として上の方に載ってるんです。


でもとにかく、もう行かないと思ったんだけど、今度は来賓あいさつのところに、私の名前が載ってるんです。


だから行かないと、来賓あいさつに載ってるのに、先生来てないやと、ほかの人は思うからね。そうすると霊照会の恥になりますしね。


それでやっぱり行った方がいいなと思って、この間行ったら、なんと私が来賓で真っ先のあいさつです。


そして、前とはまるっきり態度が変わっちゃいましてね。だからやっぱり人間っていうのは、相手を正すっていうことも大事なことなんですね。


それでその時は、8月11日のテレビ東京に私が出たこともあったものですから、


見ていた方々が、先生素晴らしかったですよって、みんな私のところにあいさつに来てくれましたけどね。


そのあと瀬崎さんから電話がありましてね。鶴田先生この間は、あんなに素晴らしいあいさつをしていただいて、ホントにありがとうございました。


先生のごあいさつが一番よかった。なんてね、蹴落とした人間が今度は私を褒めてるの。だから、そうですか、ご盛会で何よりですねって言って、


とにかく鶴田先生の閃きだけど、素晴らしいから、僕はいろんな方に、必ず先生をご紹介するんですよ。


ええ先生にご紹介されてる方、今もずっと続いて来ておりますよって言ったら、そうですか。鶴田先生だったらそうでしょうって喜んでましてね。まるっきり変わっちゃったんですよね。


人生のいろんな出来事は、感情が入らないとは言えないですけど、今回の場合、私は正しく判断したつもりでやったことですよね。


結果において、相手も変わり自分もスカッとするでしょう。だからやっぱり間違ったことは正すってことが必要だし、それを感情で言っちゃいけない。


感情で言わないで正しく相手に認識させる。この辺が難しいところですよね。


そういうことで、皆さんも勉強かもしれない。私も私なりに人生の勉強してるわけですよね

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