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願いを叶えるのは、分け御霊の心      1989年1月5日

  
  1. 心がトラブルになった時          P.1/3
  2. 分け御霊の心を作れば、すべて叶います    P.2/3
  3. 心を作ることが、本当の信仰    P.3/3

3.心を作ることが、本当の信仰 P.3/3

分け御霊の心とは何であるかというと、神心です。


神心とは何であるかというと、言わなくともわかると思いますけど、いつも私が申しあげてますね。


実を言うと、素直な心が一番大事。神道ではね、なおひ(直素)と言うんですよ。チョクのモトって書く。「なおひ」って読むんです。


直素っていうのは神心なんです。素直、なおひとも読むし、すなおとも読む。これ一番大事な神心なんです。


あとは、ものすごい愛を持つことね。


そして徹底的に信じる。


あの人バカじゃなかろうかと思われるぐらい、相手がどんなに悪い人間であっても、どんなに間違っててもいい。


曲がってくものにも沿うてけということあるでしょ。それを信じてやることですよ。


そうすると、神様はちゃんと見てて、信じる心の方に軍配をあげるんです。騙した心のほうは神様が裁きます。


人が人を裁いちゃいけない。裁くのは神様なんです。それをよく心得たほうがいいと思う。


あと、非常に謙虚な心を作ること。


絶えず誰よりも自分は最低なんだと、誰にでも頭をさげようと、そのぐらい自分というものを下座に置くこと。下座に置くことを謙虚っていうの。


そしてなおかつ自分に徹底的に厳しくなること。


こういうふうにしようと自分で設計してみたけど、今日はだめだからいいや。これじゃだめ。


自分で心に誓ったことは、雨が降ろうが槍が降ろうがね、私はやるんだ。そこまで自分に厳しくなること。


それだけの心ができたら、神様から無限に手を差しのべてもらえるはずです。そうするとね、皆さんが思うことは全部叶います。不可能がなくなります。これ絶対です。


私が何十年間の体験の中で悟らしていただいたその心は、福を呼ぶんだっていうことをわからせていただいたんです。


だから皆さんにもそういう心になっていただこうと思って、当霊照会は呼びかけてるわけです。


その心になる一番の早道は、まず今おこなった鎮魂ですね。鎮魂、精神統一ですね。


これは、私が最後に六根清浄を挙げたでしょう。精神統一っていうのは、あの境地ですよね。


目に諸々の不浄を見ても心の諸々の不浄を見ず、耳に諸々の不浄を聞いても心の諸々の不浄を聞かず。


心っていうのは自分の本体ですよ。神様からいただいた心ですよ。


その心に、目に諸々の不浄を見ても心に諸々の不浄を見ずと、神様からいただいた心には不浄を見ない。


耳に諸々の不浄を聞いても心に諸々の不浄を聞かず。


全部あの六根ですね。あれをよーく消化して読んでください。


それが完全に行われたときには、万物の霊と一体だから、同根で一体だから、宇宙の大霊の中の一分子になる。ひとつになるわけだから、この世の中に不可能はないんです。


そういう心を養うことを、まず先決に考えてください。


私は三十何年前から心臓が悪くて、日赤からも順天堂からも絶対安静と言われたんですから。それがこうして30年、生き続けてますよね。


それは私の何十年間の人生の中で、神は絶対あるんだと、そのためには自分たちは神の子なんだから、神の子としてふさわしい、恥ずかしくないように、神様に少しでも認めていただこう。


そういう心を作ることに専念したんですよ。だから徹底的にバカにもなりました。頭を何度もさげました。


主人が全然働かないで、お金がない時、私が勤めに行くと言ったら、夫が反対して、外へ勤めに行くなら、俺と別れてくれと、子供2人いてね、何が別れられますか。


お金を一銭も入れてくれないんだから、そんな働きにいくしかないじゃないのって、普通に人は言うでしょう。私は、それ言わなかったですよ。


それで飲み屋さんを始めましてね、それが良くなって、ドンドン、ドンドン繁盛していったんですよ。


大学の教授やら、会社の社長やら、大地主の息子さんやら、それこそ作家やらね、いろんなかたが来たんです。


そしたら主人が「やめてくれー」って、食わずにいてもいいから、やめてくれって言ったんですね。それで私やめたんです。


それで主人に勤めてほしいと頼むんだけど、勤めるところがないんだから、しょうがないじゃないかって言う。


それで、ああそうかと、やめたら食わずにいるわけにいかない。じゃ、うちでお金になることはなんだろうと思ったら、私は娘時代、和裁をたくさんやったんです。相当和裁が上達してました。


とにかく、娘のときに、先生がお嫁さんのお着物を縫うと、私に帯をまわしたの。そのくらい和裁のほうは達者だったんですよね。その和裁が生かされました。


あれだったらうちでやれて、お金になる仕事でしょう。それで私は着物を一日に2枚縫ったんですよ。


そんな思いして体こわしましてね、それでもなお、私はやはり人間らしく生きましょうと思ったんです。


だいぶ先になって、どうやらある程度平和な生活なってから、たまたまなんですけどね、お友達が易者に見てもらって、私も見てくれました。そしたら、

あなたまだお一人でしょう?と言うの。

いや、主人がいますよと、

へえ、何度目のご主人ですか?とまで聞かれましたよね。

いや、何度目のご主人じゃありません。最初の主人ですと、

そんなはずない。易のうえでは、絶対あんたは何回も変わってるはずだと、こう言う。

そんなはずないって言ったって、最初の主人ですよと言ったの。

そしたら、じゃ、あなた、ご信仰持ってますねと、

ええ持ってますと、

あ、それでか。っていうことを言いましたね。


だから同じ信仰でも、今までの信仰っていうのはおすがり信仰でしょう。これじゃだめなんですよ皆さん。


心を作ること。神心を作ること。これが本当の信仰なんです。


そうしたら絶対に不可能のないあなた方になれるんですよ。


そういうふうになってもらおうと思って、鎮魂に参加していただき、なおかつ、毎日の生活が里の行なんですよと言うのはね、皆さんに早く神様からドンドン奇跡をいただける人間になっていただこうと思って、私は呼びかけてるんです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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