- 伏見様のお力が非常に必要 P.1/4
- 頂上極めると、我慢することも苦しくなくなる P.2/4
- 遠隔で霊感を送る P.3/4
- みんな同じ魂をいただいてる P.4/4
3.遠隔で霊感を送る P.3/4
この間のテレビの仕事にしたって、夜8時にテレビ局に入って、10時半まで待たされて、それから雄蛇ヶ池まで行って、そこに着いたのが1時でしょう。
終わったのが4時過ぎですよ。もう明るくなってきちゃったの。
その間、雨がしとしと降ったり止んだり、で、山の中でしょう。蚊はいるしね。だからまだ痕がありますよ。
私のこの歳の人がね、1時から4時過ぎ、3時間半ぐらいだね。普通は平気じゃないんだろうけど、全然平気なんですよ。
なんていうのかな。ちょっと待ってください。私もう、のびちゃった。じゃないんですよ。最後までやり抜いたの。
でもね、先生これ最後、あと50mラストシーンです。これで終わりますから、お願いします。って言ったのには、
冗談じゃないよ、あんた、私ここから先は行かない、動かない。って言ってね。
「ああそうですか。だけど、もし松村が写真撮りに行ってて、霊にとりつかれて倒れちゃったら大変だから、先生どうしても行ってもらわなくちゃならないんです。」
大丈夫ですよ。私、遠隔で送るから。
「え、遠隔っていうのは、どんなんですか?」
霊感を遠隔で送れば、あの方にいろいろ霊が憑くのを、私が除けてあげられること出来るの。
「あっそういうこともできるんですか。」
そうよ。
「じゃ、それやって下さい。」
ということで、遠隔をやったんです。
そしたらね、それまでは頭が痛いだの、腰が痛いだの、ハァ何だかおかしいや、とかね。いろんなこと言ってましたよ。
ところがね、最後の50m、シーンとしてなんにも言わないの。だからレポーターの人が心配しちゃって、倒れちゃったんじゃないかっていうんで、松村、松村!って、何回も呼ぶんだけど、返事がないの。
「おっかしいな。50mくらい先だから、この声が聞こえないはずないのに。先生、倒れたんじゃないでしょうか。」
倒れやしません。
「そうですか。だって倒れなきゃ向こうからが言葉が返ってくるはずですよ。全然返ってこないんだから、倒れちゃってんじゃないんですか。」
倒れてません。
「どうしてですか?」
私が遠隔で送ってるもの。遠隔でテレパシーを送ってるんだから、あの方は倒れっこないの。いろんな霊に憑かれないように、私が操作してるんだから。
「ああそうですか。なら、いいんですけど。」
そう話してるところへ、のそのそのそって出てきましたよ。何だここは。全然霊がいねえやって出てきたのよ。
そしたらレポーターの人が、いないんじゃないんだよ。だって、いないんですよって。
松村さんね、鶴田先生に遠隔で霊感を送っていただいてたから、テレパシー送っていただいてたから、あなたに霊が憑かないんですよって。
ああ、そのせいですか。なんにも霊が見えなかった。なんの霊の作用もなくって、体もなんにもおかしくない。ってこう言うんですよね。
今まで体が重くなったり腰が痛くなったり、頭がガンガン痛くなったり、いろいろ変なことになったけど、何でもないんですよ。って言うの。
それは遠隔で送ってたからですよと言ったの。あ、そうですかってね。
最後それで終わりましたけど、でも遠隔ってことを、わざとじゃなく自然に発表出来ましたよね。
そうしたら、そのシーンだけが、少しもひとつないんだもの。
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