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閃きは神様からのお知らせ 1993年6月20日

  
  1. 正しい閃き            P.1/2
  2. 神様からいただいた原点の心    P.2/2

1.正しい閃き     P.1/2

この毎月の浄霊祈願祭、8日が大神様にお下がりになっていただいて、その前に禊ぎで体を清めていただく。そういう順序になってますね。


そしてその大神様の前でいろいろと毎日あなた方はお願い事やらご修行のことやらお祈りしてると思います。


それで今日が皆さんのお願い事をそれぞれ叶えていただく日なんですね。ですから、はっきり言ってこの三つはとっても大事なことなんです。


それを皆さんご存知だからこういう日は見えられる。まあ明日がお休みだしね。間に休みがない時はなかなか見えられないってこともおありでしょうけど。


本当はやはりね、なんて言ったらいいんでしょう。自分の過去を振り返ってみますと、私って行けるときに行けばいいんだっていう考え方でご修行したことないんです。


やっぱり己に厳しかったですね。ですから、いつも私が教えてる五つの心の「己に厳しく」これ一番大事なことです。


そういった心が皆さんに養われることが、それぞれの人智ではできないことができるように、私たちの想念ではできないんですよ。


だけどいつも申し上げるように、私たちの想念が神心になって、要するに人間の根源ですね。原点に返った心になって神様にお願いすることで、初めて神様が、よしよしということで聞いてくださるわけです。


だから人間の力では何もできないんだけれども、私たちが神の子になった時に初めて不可能が可能になる。ということをいつも申し上げておりますけど。


とにかくそういう自分を作ることがとても大事だということなんです。で、ここのとこ私もね、あなた方もそれぞれご修行してなさると思いますけれど、私もしてるんです。


それで、政論新聞社が12月12日だったかな、見えたんですけど、理事長やらいろいろと相談事がありまして、その時に見えられたんですよ。


ほんの4、5分で結構ですからって言うんで、入り口のあのテーブルでね。


そしたら「先生、来年は政局どうなりますでしょうか」って聞かれて、
スッと閃いたのが、もう政局も大変動になりますよと、何も考えないでスッっと出ちゃう。


「経済学者が経済が中頃から立ち直るのなんのって言ってますけども、どうですか」
当分ダメですねって、こう言っちゃったのね。


「地震とか天変地異はどうでしょう」
無論ありますよと、スッと出る。


そういうふうにあなた方もなれるんですよ。今のこの行を積み重ねていくとね。


人間っていうのは何が一番大事かというと、閃きぐらい大事なことないんですよ。


よく私が鎌倉山の整体に、まあ健康のためにね暇があれば、日曜日と火曜日しかやってませんけど、そのどっちかに行くんです。


その先生は競馬にとっても凝ってるんですよ。そうしますとその競馬を当てるときに、やっぱりスッと感じたものを素直に受けて入れると必ず当たるんだそうですよ。ここのとこなんですよ皆さん。


結局それをちょっと考えて当てようっていう意識が働いて、あ、8だってスッと感じたのに、ああこれは8はなんかいい数字だから思ったのかなとかいろいろ考えてね、じゃ他の数字にしようかなって切り替えたらもうだめなんです。


それと同じようにこの閃きぐらい大事なことない。この閃きはこのご修行を積み重ねていくと出るようになるんです。


その閃きが出るようなあなた方にならないと、ホントいつになっても幸せになれないんですよね。


たとえば未来のことに対しても、私の場合この間の政論新聞社のことだけじゃないんです。今までもいろいろ、皆さんのことでさえ、ずいぶん予言をさせていただいてますよね。


それで、それがこれ間違ったら困んのかなあって考えたことないんですよ。素直に、実に素直なんです。間違うかなってことも考えないですね。


来年の政局どうですか?ああ大変動がありますねってスッと出ちゃう。これちょっと考えて、そんなこと言ってもし間違ってたらどうしよう。なんて考えたら、もう出ないんだろうと思う。


スッと出ちゃってから、ま、出たんだからしょうがないや、間違っててもいいやって、その時はもう腹くくっちゃうんです。だから出す前はそういうこと何も考えない。


そういうわけでそんな心境で答えましたけど。それで、まあ結局全部出たことが当たってるんですね。人ごとみたいだけど、自分で言ったことね。


それでその新聞がだいぶ評判がいいらしいんです。この間その新聞をユリゲラーさんの英訳をしてる方に政論新聞社の方からね、差しあげたらしいんです。


それをユリゲラーさんに見せたら、ぜひ会いたいということを言ってるらしいんですけど。今度はユリゲラーさん9月に来るらしいんですよね。


で、この前もそう言ってたんですよ。会いたいって言うんで待機しててくださいと、でもとうとう帰っちゃったんですよね。


で、うちの理事長は厳しいから、ああいうことじゃ困ると、9月に来ます。だから会ってくださいと言ったって、具体的に決まらなければ返事ができませんと、理事長が言いましたよ。そのとおりですけどね。


でもそうすると向こうも、もっと自分の姿勢を厳しく考えて事を運ぼうと思うんですよね。


だから、今日の祈願祭のこのお役をする人、あそこまで来たら赤毛氈が引いてない。厳しさが足らないんですよ。もう少し考えないと。


そういうふうに絶えず自分ってものを厳しくね、今自分は何をやることが一番大事なのかと、ボヤーッとしてないで絶えず真剣に心の中に留めることが大事なんですよ、人間は。


それをやりこなせる人が世の中に出られる人なの。それやりこなせられない人はいつになっても底辺で一生を終わってしまう。そんな人間になりたくないでしょ。


せっかく皆さんね、手を合わせるのであれば、やっぱりあなた方も私と同じようにその閃きってものは絶対いただける人間なんですから、


そのために私が今申しあげるように、閃き = 神様のお知らせなんです。神様がお下がりになってるから、そういう閃きをいただくわけですよ。


そうすると、じゃあその人は、ある人に偏ってるのかと、そうじゃないんですよ。


全部の人にその閃きがあるんです。ただ全部の人に閃きがあるんだけど、その閃きの出せない己を作っちゃってるんですよ。


今言うように、果たして俺ホントにこうなるかな、ああなるかなって未来のことを非常に不安に考えて、右が左かっていろいろ考えてるでしょ。これがいけないんですよ。


そうじゃなくて、とにかく私、過去を振り返ってみますとね、信じる時は徹底的に信じました、はっきり言って。


もうバカじゃなかろうかぐらい信じました。これが結局、結果においては答えがちゃんと出てるんですよね。


いろんな苦労してきましたけど、その苦労の中で私は逃げませんでした。その答えをちゃんといただいてるんです。


私のは学問で習い覚えたんじゃなくって、ホントに自分の身で肌でもって体験したからこそ掴み得た心境ですから、あなた方にもそういう体験をしていただこうと思って、口ずっぱくこの御教えのときにこういうお話するんです。


だからそういう心になれば、あなた方もホントに自分の思いどおりの人生ってものが迎えられるんだなってこと、私は感じておりますんでね、あなた方にこういう話をするんです。


どうしてもあなた方は、そうですね、8割がたかな、2割ぐらいは少し残ってるかもしれないけど、ほとんどが8割がたがね、この私生活に振り回されちゃう。


それでいつになっても正しい閃きが出てこない。それと同時に自分の思いどおりの人生にならない。


そういうふうにサッとくる、その閃き = 神様のお知らせなんですよ。皆さんね、自分の中にも神様の魂をいただいてる、それの繋がりがあるわけです。


大宇宙の気と自分の気、要するに分け御霊と神様の魂が繋がってるからね、だから瞬間スッとこう閃いてくることは絶対これは間違いないんです。そういう己ができるようになるんです。


それが物質生活にとらわれて欲の心が強くなると、少しでもよいことを望もうと思うから、そこに雑念がいろいろ入ってくるんですよ。


たとえば今競馬の話しましたけど、8なら8とスッと感じて素直に受ければいいのに、もしかするとこの数字は間違いかなとか、もう欲ですよね。


当てよう当てようと思うその欲が心を迷わせて、8じゃないのかな、こっちの数字かな、あっちの数字かな、そういうふうになってくるわけでね、その当てようという考え方がもう欲、要するに三次元の心なんです。


そうじゃなくて、神様は誰にでも同じように平等にお下がりになってるんですから、スッと瞬間感じたなりにね、自分てものを素直な姿勢に作っていけば間違いないんですよ。


それはやはり毎日そういう心を作る修行をしてると、おのずからそうなるんです。

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