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物質にとらわれた魂の発露は悩み果てしない    1992年5月13日

  
  1. 悩みのもと                    P.1/5
  2. 突然、動けなくなって(会員さんの体験のお話)    P.2/5
  3. 神の子に戻る                   P.3/5
  4. 魂を復活させると霊眼が開かれる          P.4/5
  5. 悪いこともいいことも、すべて幸せにつながる    P.5/5

1.悩みのもと              P.1/5

本日はご苦労様です。いつも申し上げるように新しい方を対象にお話をします。


古い方もその時その時でね、自分たちの魂のパワーが違ってきてるから、同じ話でも同じに聞こえないんです。とういのは、その次元で聞くことになると思うんですよね。


同じ話でも「ああ、あの話か」という考え方になると、いつになっても自分が進歩しない。


自分の霊体が高まってきてるはずなんです。だからその高まった次元なりの聞き取り方ができるわけです。おなじ話でも、そういう聞き方ができるようになっていただきたいと思います。


とにかくまず申し上げたいことは、それぞれ皆さんご先祖様がいらっしゃいますよね。そのご先祖様の悪因縁ね、いい因縁もあるんですよ、因縁には。


いい因縁をいただいた方は、先祖の徳で非常に今現在が幸せにいくんです。


反対に悪い因縁を受けた方、先祖が悪い因縁を積んだ方は、じゃあ悪い因縁ってどんな因縁なんですかっていうことになる。


要するに人に迷惑かけたり、神様に一生懸命おすがりしたのに御礼が行き届かなかったり、とにかく三次元に生きるためには物質の世界ですからね、お金が欲しいと思えば極端に人に迷惑かけても欲しがる。


名誉欲っていうのもありますね。三次元はホント欲の世界なんですよ。だから偉くなりたいと思うと、自分の前にいる人を押しのけても陥れても自分が偉くなりたい。


そういうふうな気持ちを働かすわけです。人を陥れるってことは悪い心ですよね。その悪い心っていうのは悪い因縁になってしまうんです。


それで神様にお願いをして道がついて願いが叶ったなら、それに対してありがとうございましたと礼をつくさなくちゃいけない。


ところがその礼をつくさないまま、次にまた何か起きる。またお願いする。


お願いお願いお願いのご信仰を先祖がしていたならば、そのお願いのしっぱなしがみんな神様に借金することになるんです。これも悪い行いですよね。


お願いして、それに対してひとつも感謝の心がなかったなら、それも悪い因縁になるんです。


要するに悪い因縁っていうのは、神様に借金したり他人に迷惑かけたり他人を恨んだり、そういう悪い念ですね。


そういう悪い念を先祖が残していった場合に、結局子孫がその念をみんな受け継いでしまうんです。


反対に生きてる間に、少しでも世のため人のためにお役にたったご先祖様を、もし持ったならば、そのご先祖様の徳で今現在が幸せになるんです。


その反対で今言ったように、人を蹴落としても自分がよくなりたい。人を騙してもお金を儲けたい。神様にいろいろおすがりしてたくさんいただいてるけれども、それに対する感謝の心がない。


そういう悪い想念が全部悪い因縁としてこの世に送られてくるわけです。それを引きずってるから、今現時点でいろんな悩みが皆さんに起きてるわけです。


病気やお金、物質の悩み、それと人間関係の悩み。あとはお子さんの悩み、夫や女房の悩み。いろんな悩みがありますよね。


よくね、私たちと先祖は関係ないよ。何で先祖の悪いことを私たちが解消しなくちゃならないんだ。ずいぶん不公平だな。そういう言い方する人もいるんですよね。


ところが先祖があるから今があるわけでしょう。先祖がなかったら今はないんですよ。絶対に今がないの。


先祖と自分とはどうしても切っても切れない。この世に生まれてきたのは先祖がいるから生まれてきたんじゃないですか。


それと同時に今度は未来ですよね。たとえば、子供、孫、これも切っても切れないんです。


過去は先祖、現在が自分、未来が子供や孫でしょう。


過去、現在、未来は切れないんです、これは絶対に。


だから悪い想念を残した場合は、切れないんですから、今度は子供さんに送るなり、また孫の代に出るなりということなんです。


あの、なんて言うんでしょうね。悪い結果っていうのは、何の現象で起きたんだろうっていうことが、皆さんわからないでしょう。


だから、どうしてなんだろう、どうしてなんだろうって悩みますけどね。


病気で具合の悪いときは医者に行って、たとえば精神的なものにおかされた場合、精神病ですわね。医者もわからないんですよ、はっきり言うと。


そうすると、精神が錯乱状態っていうのはまず安定剤を飲ませるわけですよ。ちょっと神経を鎮める薬を飲ませるわけ。


神経を鎮める薬を飲んだって、元がきれいになってなければ、結局一時的にちょっと落ちつくだけでその元はいつになっても消えないわけですよね。


だからどうしても、過去世のご先祖の悪因縁ってものは、今現在の人が断ち切らなくちゃいけない。


断ち切るにはどうするかっていうと、神様にいろいろおすがりしっぱなしになっていたのを、今現在の子孫が先祖になりかわって神様にお礼を言うとか、


反対に、人間に迷惑かけた時には、先祖になり代わって迷惑かけた相手の人に対して、申し訳ございませんでしたっていう想念を送る。


それによって、だんだんそういう悪い念が消えていくんですね。悪い念が消えていくと、自分たちに何事も苦労がなくなるわけですよ。


そういうふうに新しい方の場合はお教えしてますけどね。

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