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駆け引きではなく心の世界で P.2/3 - 生活は魂の次元について回る P.3/3
3.生活は魂の次元について回る P.3/3
それと、中田さんとこの息子さん、亮ちゃんてなかなか立派な子でしてね。今日は名古屋に行ってますけどね。
この間のクリスマスパーティに見えたんですよ。ま、余分な話はしませんけど、帰りにお母さんが、亮は生活と霊照会とどっちが大事だって言ったらね、僕は霊照会だと。
私が言うのはね、霊照会って上っ面なことで偉いねって言ったんじゃないんですよ。
生活と霊照会とどっちが大事だって聞いた時に、僕は霊照会だよって言うのは、これからの長い将来があるわけでしょ。
私の御教えを消化して、そして自分がそういう人間性になれたら、生活っていうものも、それに付いてくるものじゃないですか。それなりの生活が付いてまわるでしょう。
生活を先に考えてたら、それだけのスケールができないでしょう。だから立派ですね、お宅の亮ちゃんはって褒めました。あの若さで偉いなと思いましたね。
霊照会が大事だって言うと、この会に来ることが大事だっていう上っ面なことしか皆さん考えられないでしょう。
そうじゃないの。霊照会が大事だっていうのは、私の教えがこれから将来、自分がいろんな生活に入りますよね。
その時に非常にお役に立たせていただけるんだなっていうふうに、私は取ったんです。だから亮ちゃんもそう取ったんだと思います。
そうすると生活なんてものは、いやでもそういう人間性についてまわった生活状態になれるわけでしょう。
生活だけを考えたらちっぽけな生活になっちゃうんですよね。でも自分の人間ってものを作ること考えたらね、いやでも生活は大きくなるんですよ。
だって私がそうでしょう。かつては二食も抜きにしていた状態があった私が、今のこれだけになるっていうのは、それじゃないんですか。
やっぱり三次元の生活ばかり見てるよりも、自分を作ることがいかに大事かってことを、私はずいぶんいろんな商売をして、いろんな苦労の中でわからせていただいたからこそね、こんにちがあるんですよ。
今考えても計算できないんです。次から次へ借金を主人が背負いこんで、その借金もきれいにしました。
そして片瀬山の家があって、手広にそれこそマンションじゃないけれども下宿屋の45坪のがあって、そしてここでしょう。結構な家賃ですよね。
それでなおかつ今度は日吉の土地を買います。そこに4階建のビルを建てますよね。
できます?女で。ここのところなんですよ。
これはね、今の亮ちゃんじゃないけど、私は生活よりも心の方が大事だと思ったから。たぶん亮ちゃんもこれを考えて、生活よりも僕は霊照会だよってのは、それだと思うんですよね。
だから、お宅の息子さん素晴らしいね。やあたいしたもんだ。今に大物になるよって私はお母さんに言いましたよ。そうですかあ。なんて言ってましたけど。
大物になれば、なった生活が付いてまわるんですよ。小物なら小物の生活が付いてまわるんです。
そうすると何が一番大事かっていうと、自分の心を作る、人作り。自分ってものができて初めて生活状態も大きな状態がおのずから与えられるんじゃないですかね。
だからやっぱり自分を作るってことが一番大事だということですよね。だから、まして若い世代の人、これから長いんだし、私はもうあと何年生きられるかわかりませんけど。
とにかく生きてる間に少しでもそういう心を養っていただいてね、一人前の大人になって世の中に出た時に、
押しも押されないような立派な、ああさすがだなと思うような方々になってもらいたいと私は思います。
だからそういう面ではとても楽しみでね、この仕事をさせていただいてるんです。
やっぱり本当に神様から認められるような人間がたくさん増えることがどんなに喜ばしいかね、それが楽しみだから私はこういうところへ来てる。
ホントに休みなく来てますよ。実はもうズーっと出っぱなしなんです。
だから今日はちょっと風邪っ気なんですけど、それでもね、なんとかかんとか続けていけるんです。
いつもそうだけど、私って考えてみたらホントに休まないですよね、おかげさまで。
だからありがたいなあと、これもやっぱりそういう心が続けさせていただいてるんじゃないんでしょうかね。
だからやっぱり何が一番大切かというと、そういう心を作ることが一番大切だということを私は申しあげたいんです。
そうするといやでもね、すべてが実ってくるんです。だからホントに素晴らしい人生を作るのも自分の心次第ですよ、はっきり言って。
何回も繰り返すように、まず自分たちは生かされてるんだと、勝手に生きてるんじゃないんだと。
じゃ、何で生かされてるのかっていうと、私たちには魂の親がある、その親神様の魂をいただいてる、そして生かされている。
そういう考え方になったなら、その親様の心を受け継ぐ資格があるわけでしょう。
そしてそういう心を受け継ぐあなた方になったなら、これ、いやでも幸せになれますよ。いやでも大物になれますよ。
どうかね、そんな心境を作ってください。お願いします。
それでちょっと、今度は宣伝になっちゃうかなと思うけど、でも今の話のあとだからいいと思いますけどね。
この間熱海に行ったんですよね。さすがにずいぶんご馳走がいっぱい出てたけど、私は一応来賓になってましたから、お弟子さんたちと席が離れて一人になってしまったんです。
周りはみんな有名な人ですよね。そういうところに座わらせられたの。
ちゃんと私の名前が鶴田照子先生って書いてあって、要するに招待席ですよね。
そういうところに座らせられたんですよね。300人ぐらい来てたね、あの時。
その300人ぐらい来てる中の一番最初の招待席のごあいさつが私だったんですよ。どうですか皆さん。
それは五味先生っていう方が会長ですけどね。その先生があっちの方から歩いて来て、私のところにヒョッと止まってね、
あ、霊照会の会長鶴田先生、ごあいさつお願いします。こう言ってね、それで私、真っ先にあいさつさせていただきました。
隣が藤岡弘なんです。藤岡弘さんは私のあとですよ、あいさつは。そういう有名な人より私の方が先だったですよね。
だから今のお話じゃないけどね、やっぱり心を築くってことは、いかにすばらしいかってこと、私は身をもって体験させていただいておりますけども。
一介の家庭婦人がですよ、そこまでいくっていうのは、やっぱり心を作ったからでしょ。だからそこまで行けたんじゃないんですか。
私が物質ばかりにとらわれてたら、そこまで行かなかったかもしれませんよ。
ところが心の方に重点を置いたから、皆さんに大事にされる自分になっていったんだと思うんですよ。
ホントにありがたいなと思って、皆さんにこの写真をお見せしたいなと思って持ってきました。
はい、どうぞ。
池田満寿夫さんとか、中西さん、そうそうたるメンバーでしょう。そういう仲間に入れるんですよ。私が自分の心を作ったからですよ。
私が経済にばかり頭を突っ込んでたら、ここまで行かなかったですよ。人間作りの方に心が行ったから、ここまで行ったんですよ。
だからどうか目先の欲をかかないこと。絶えずそういう心を、愛情の心、要するに感謝心とか自分に厳しく、それで素直になること、
そういう心を徹底的に作ったら、あなた方もすばらしい未来があるんですよ。神様ちゃんと用意してくれますから。
私なんか誰の援助もなくたって、ここまで来てるんだから。ありがたいですよ。
よくテレビに映ってらっしゃる方ばっかり。すごいですね。中松先生がお隣にいらして。
どうですか。74歳に見えないでしょ。それだけ心がウキウキしてるんです。ね、楽しいんです。楽しいから、それが写真に出るんですよ。
私が情けない気持ちだったら、そういうふうに写真に出ません。でも今の私の現状といえば、実に情けない立場に置かれてるんですけど。
でもそんなことにとらわれてたら、そういう私ができません。はっきり言って、とらわれてないんですね。
なんとかして皆さんが、本当の人間になってもらいたいという、人作りに、もう真剣なんです。
そうなったらあなた方もホントに未来は約束されますよ。
真剣に自分ってものを作っていったら、その次元が高まってく。次元が高まれば生活も高くなるの。付いてまわるんです生活っていうのは。
だから亮くん、生活と霊照会、どっちが大事かって聞いたら、霊照会って言うから、立派だなと思ったんだ私は。
やっぱり自分を作るってことがとても大事だってこと、よーく掴んでるんだ、あの子はね。だから楽しみですよ。
そういうわけですから、皆さんがんばってください。お願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
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