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なるほど魂は永遠不滅である     1990年6月2日

  
  1. とらわれることを打ちだして、とらわれない訓練をする   P.1/2
  2. 不思議な手品みたいに幸せにつながっていく        P.2/2

2.不思議な手品みたいに幸せにつながっていく   P.2/2

それと、今日はどなたか、お話しませんか。誰がいいかな。


高田さん、どう? 1級庭師の方。1級ですよ。


僕は霊照会、8年目なんですけど、それで当時、自分の問題じゃなかったんだけど、来てるうちに、なんだか自分が勉強させられてるなって感じがしてました。要するに、人を見る目が、こう、ジックリと見られるようになりましたよね。

それで、うちの家庭を見れば、親父さんがすごく怒ってばかりいて、顔を合わせると、いつも睨みつけた顔してるんですよね。


ところが、別に僕の方から、静かにしてくれよとか、そういうこと言ったんじゃなくて、いつのまにか自然にニコニコするようになったんです。

だから、神様のご守護っていうのは、自分が神様のことを一生懸命やることによって、全てに通じるっていうのを、親父さんの態度を見ていて、それがすごく勉強になりました。

元と言えば、弟の病気なんですけど、どこに行っても治らないって言われた弟が、一歩一歩、本当にいい方へ進展していきました。もちろん普通の人から比べれば、まだまだなんですけど、ただそんなことは、もう問題じゃないですよ。

薬を飲んだから、医者に行ったから、そういうことじゃなくて、なんだか不思議な手品みたいに、何も使わないで、家の中がすごく明るくなってる。そんな最近の我が家の光景なんですよ。

1から10まで神様にご守護いただいてる。ホントにありがたいです。我々にはできないことを、先生からゴッソリいただいたっていう、今、そんな感じです。失礼いたしました。



はい、ありがとう。じゃあ白鳥さん、ひとつ頼みます。体験の話、一番いいんだよね。お宅、長いんだから。


あ、もう・・・まもなく20年近くなります。

その間、お嬢さんたち皆ね、学校のこととか・・・新しい人には、いいお話だね。

私は子供が3人おりまして、それで2番目の子供が帰国子女だったもんですから、勉強ができなくて、それで姉娘のほうは、チャカチャカとしていて、まあそれなりに行ったんですけど。

姉と妹の差があんまりありすぎると、姉妹の仲が悪くなっちゃうんでね。妹のほうが姉と同じくらいのそれなりの学校に入れればいいなと思っていました。


それでその時に、蒲田さんって方がね、何でもお願いしたことがかなう神様をご紹介するから、そこに行ってごらんなさいということで参りました。

娘が中学3年のとき、金木犀が咲くころですから秋だったと思います。

そのころに行って、こういうふうにお祈りしなさいと、そのとおりにしてましたら、それこそ箸にも棒にもかからない成績だったんですけどね、


もうほんとに3、4ヶ月のうちですよ。ランクが7つか8つ上がっちゃって、どこ受けてもいいってことになったんです。そして、上の娘と同じ学校に入れたんですよね。

それからは、その事がきっかけで、ずーっと先生にお世話になって、家庭生活で次から次へといろんな事件が起こりましてね。


そのたびに先生に、神様に、ほんとにもう、お願い事ばかりで何十年が過ぎました。

そして、お友達みんなから、白鳥さんのところってどうしてそんなにいいことばっかりあるのって、羨ましがられてたんですよ。


それはもう、ホントに神様のおかげで、そのくらい悪い事がなかったんです。

そうしまして、親のことから娘のことから、学校が終わると就職だ、結婚だって、もう次々人生に追いかけられました。

結婚のこともね。一番上の娘が、私はなかなか婚期は来ないんじゃないかって自分で、そう言ってたんですけど、会社に入りましたら、1ヶ月ぐらいのうちに、ある男性が結婚を申し込みにきたんですよね。

そして、もう強引にね、結婚することになったんです。何となく不満があったんですけどね。

そうしましたら先生がお見えになって、あなた、伊勢神宮に願ほどきしてないねっておっしゃったんです。

伊勢神宮に行ったのは、うちの長女だけだったんです。それは学校を卒業するときに、クラスのお友達と伊勢神宮参りに行きまして、


それで娘に聞きましたら、私にすばらしい人が恵まれますようにと、お祈りをしたって、ああそれで…と思いました。

今、高津戸っていうんですけど、あぁ高津戸は、その神様に与えられたお婿さんだったんだなって、もうホントに、私は心からそのお婿さんを大事にして、


うちの娘も神様から与えられた人なんだなって感謝してね。まぁ二人がとてもいい関係で、今、結婚生活13年ぐらいですかね。

その結婚が決まってハワイに新婚旅行に行くっていうときも、先生がお見えになって、先生はハワイに行くってご存知ないんですけど、

飛行機が飛び立つのが見えるんだけど、飛行機が飛び立ったあとに黒い位牌がふたつ見えるって、

それでその後に、きれいな南の島の海が見えるんだけど、島の前に船が浮かんでて、それが泥の船で、見てるとアッという間に船が沈んでいっちゃう。そうおっしゃったんです。

私はその新婚旅行のコースの細かいことは知らなかったんですけど、ちょっと気持ちが悪かったので、

あの、すみませんが、無事帰るように、夜の御祈願をお願いしますと、お願いしまして、


そのときに伊勢神宮のそばの二見浦の蛙さんが見えたよと、無事帰るように蛙さんがお守りしてくださってるから大丈夫だよって、先生おっしゃってくださったんです。

それで、娘が帰ってきたときに、どういうツアーだったのって聞いたら、


島から島へ船で渡って夕日を見るツアーなのよ。ロマンチックでしょ。なんて言われて。

やっぱりそうだったのねってことで、私も知らないし、もちろん先生も、そんなハネムーンのツアーで、しかもハワイに行くなんてこと、ご存知ないのに、


事前にお知らせいただいて、そうやって避けていただいて、娘たちも無事に新婚旅行から帰ってきたんです。

それからもいろいろ、おかげさまで子供が産まれるときとかも前知らせをいただいて、危ないようなことがあったら、いつも夜の御祈願していただいて、避けていただき、

おかげさまで家族5人、まぁお婿さんや孫も入れると、総勢何十何人になるんですけれども、もうホントに、すべて前知らせいただいて、避けて避けて、みんな幸せに暮らさせていただいております。



18年ですよ。わかるでしょ、これで。何事もなかったらこんなに続かないですよ。


私の最初の出だしっていうのはね、どっちかっていうと、主に霊感をドンドン使って、皆さんのアドバイスを専門にしてたときがあったんです。


だから、過去の歴史を尋ねてもね、宗教はそれぞれ、例えばイエス・キリストが盛んなときがある。仏教が盛んなときがある。やっぱりその時の流れに応じた宗教がある。


それと同じように私の歩みもね。最初は、私を通していろんな予知が与えられる。その予知を相手に知らせると、そのとおりで、それでまた、それをよける方法も教えていただける。


そのよける方法を私から相手に伝えて、それをやることによって全てよけられる。それが一番最初の私のお役だったんです。


それが、この広尾へ舞台を移すようになってから、さっき言ったように時の流れですよね。古い方々は、これは感じてることと思いますけれども、時の流れは私をとおしてね、救われることばかり考えていたら、私がいなくなったらどうするのと問いかけてる。


だから私がいなくなっても、私の肉体がなくなっても、魂は永遠不滅なんだってことを、皆さんは、まず知る必要があるんですよね。


だからそういう教えを、ここ広尾へ来てからは徹底的に教えていくというところに来てるんです。


さりとて、そういう真理の道を教えたからって、今みたいに奇跡が起きないと人は信じません。


ですから、おかげさまで私の場合は、今、白鳥さんが発表したように、もうお一方、高田さんもそうでしょう。


なんだかわからないんだけど、睨みつぶしてた親父さんまでニコニコしてきたとかね。全ての環境が変わってくるわけなんです。


それは結局、人智ではないんですね。これはあくまでも、人智ではそうはいかないんですよ。


そういう現象を見ることによって、やっぱり何かこの世の中には、人智では計り知れないすばらしい何かが働いてるんだなってこと、皆さんは感じとるわけ。


そう感じとった時点でね、じゃあこれからの自分たちはどういうふうに行くべきかと、絶えず私によりすがって生きていくということは本筋じゃないなと、


なおかつ、アッやっぱり私たちは、鶴田先生を通して神の子であるということを知らされたんだから、


神の子である以上は、神様の分け御霊をいただいてる以上は、そういう私たちにならないといけないんだなと理解して、そういう努力をしないとね。


ようするにこれが修行です。今、そういう時点に来てるんです。


今、末世と言ってますでしょう。いろんな本も出ていて、あらゆるところで言ってますね。


そうすると、ここで救われるのは何かっていうと、肉体人間を通したところの考え方では、もう救われないんです。


やっぱり肉体人間の己ってものを捨てさってね、魂の次元に気がつくような己の心にならないと、もう救われない世の中になってきてるんです。


ですから、ここでもって皆さんに、そういう奇跡をそれぞれの方に、私を通して持っていただき、なおかつ、お持ちになりながら神様から与えられた分け御霊の心を復活させる。


今日の感応講座とか鎮魂とか、あらゆる行がございます。そういった行を行うことによって、私たちが神様からいただいてる分け御霊の復活になるんです。


イエス・キリストの復活と同じ。復活ということはね、生命は永遠不滅だってことなんです。肉体はなくなるんだけど、生命、要するに魂は永遠不滅であるということを教えてるんですよ。


私はね、いつも二十代の気持ちでいるんですよ、はっきり言うと。だからどうしてもおしゃれしたくなっちゃうんですよ。


自分はもう、やがては73になるなんて考えてもいないんですよね。いつも二十代なんです。


だから着るものに気を使ってみたり、お化粧にも気を使ってみたりする。これはもう、私がもう七十いくつだなんて思ってたらね、馬鹿らしくてそんなことしちゃいられませんよ。


ところがね、二十代って気分でいつもいるから、やっぱりお化粧したくなるんです。少しでもきれいになりたくなるんですね。


それで少しでも皆さんから、先生、きれいねって言ってもらいたくなるんですよ。


これはね、私、魂の次元での生き様だと思うの。肉体にとらわれた生き様では、そういうふうにはなれないんですよ。


私はもう72だなとか、もう73になるんだなとか、そうすると、こんな着物は着られないなとか、こんなお化粧はできないなとかって考えると思いますよ。


だけど魂で、もし生きるとするならばね、やはり魂ってのは年をとらない。永遠不滅なんですよね。永遠不滅の魂で生きるのであれば、何もそういうことにとらわれる必要ないんです。


そういう考え方で生かさせていただいてますからね。自分の年ってこと考えないで、結構おしゃれします。


そして、先生、おきれいですね。なんて言っていただくと、やっぱりうれしいですね。いつも娘のような気分でいます。


やはり、神心ってそういう心じゃないんですか。物質にとらわれてるところの人間の心であっては、本当の幸せっていうのはつかめない。


やっぱり物質を離れたところの魂、永遠不滅の魂の次元で考えてるときに、初めて、私は幸せ感ってものをつかむんじゃないかと思う。


本当の幸せはそこにあるんじゃないかと思うんです。物質を追っかけまわしてるうちはね、絶えず苦労が付きまとってます。


私自身、生まれてこんにちまでズーっとね、まず3歳で母親に死なれてるでしょ。そしたら継母が2度も変わってるでしょ。


それで結婚して、今度は後家、姑、二人抱えて、それで主人が経済力なくて、随分苦労してるんですよね。だから、肉眼で見える世界ばかり追ってると、自分がものすごい惨めになるの。


じゃ、肉眼で見える世界ってのはいつになっても、幸せになれないかっていうとね、そういう肉眼で見える世界にばかりとらわれてると、幸せになれないんです。そこから脱却すると幸せになれるんです。


皆さん、現在それぞれ悩みを持ってると思いますよ。その悩みを解消したいからっていう考えでいるとね、これは解消しないんです。


もし解消するために一生懸命神様におすがりしますね。そうすると解消しますよ。だけど解消すると同時にね、そういう心を作っていく、自分ってものを作っていくんですよ。


そうすると、次の悩みができたときにね、その悩みにとらわれない、己に今度はなっていくんです。


そうすると、とっても自分が楽なんです。本当の幸せ感ってのはそこにあるんじゃないかと思います。これ、私自身が今、体験してることだから、皆さんにお話させていただくんです。


やはりそういうふうに物質の世界にとらわれてると、とっても苦しいです。


だけど物質の世界を離れて、魂の世界で生きようと思うとね、ひとつも苦しくないの。毎日が楽しくなってくる。どんな苦しい現在の状態でも楽しくなってくる。ありがたいです、やっぱりね。


だから、なるほど魂は永遠不滅である。それが自分の本体なんだというふうに考えていけるということは、やはり幸せなんだなって、つくづく思わせていただきますけどね。


どうか皆さんもね、そういう心を養うために、この霊照会に来てるんだということを頭に置いて、そしてがんばってください。お願いいたします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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