こころの在り方  1990年3月8日

  

1.神様は不浄なものは一切受け取らない           P.1/4
2.神様は未来を見通して指示を与えてくださる        P.2/4
3.気がつかないうちに自分に都合のいい神様を作っている   P.3/4
4.ひと事だと事務的になる                 p.4/4

3.気がつかないうちに自分に都合のいい神様を作っている   P.3/4

それで、新しく来た若松さんの話に、また元に戻りますけど、実は中村さんに指導をしなさいと話して、私は間に入って、新しい人と指導の人と両方を指導していくんですよね。


それも私の立場の修行だと思って一生懸命がんばってますけどね。心から感銘していても、誘導していくとなると、なかなか難しいんですよ。


たとえば、そこにいらっしゃる山下さんのお兄さん昭博さんみたいに、あんまり信じてないんだけど、妹が一生懸命やってるから、まあいいや、なんてことで、ここへ来て、


そしたら3年間も医者にかかって治らなかった湿疹が、たった一日、8日の清祓いに来ただけでパッと治っちゃったんですね。


だから、アレッと思って、そこに結果が出たから信じる気持が余計に出ますよね。


そういう奇跡をいつも神様が相手に与えてくれればいいんだけど、そうはいかないんですね。


たぶん昭博さんは非常に頑固なところがあったんだろうと思う。だから余計にそういう形で、見せてくれたんだろうと思うんですよ。そういう形がなかったら、きっと信じないのかもしれないね。


とにかく新しく来る方々は、いろんな心境で見えられてます。


それで若松さんは最初は易者だと思って見えたらしいんですけど、結局ひとつ叶って、感謝する姿勢を知らなかったので、


その説明が中村さんにはちょっと荷が重いかなと思ったので私がお手伝いさせていただきました。


そうしましたら、ああそういうもんですか。はいわかりましたと、御礼をされましてね。


それでその時に、今、ある問題があって、それが片付いたらどうのこうのといろいろ言っていたんですよ。


それも私を通して夜の御祈願をお願いしてみたらどうかなと思うから、中村さんのほうに電話して、誘導しなさいと話してたんですけど、やっぱりこれが難しい。


これはね、中村さんだけじゃなくて、難しいんですよね。


叶うために夜の御祈願3回なんですけど、ただそれだけ言っても、要するに極端な言葉で言うと金取り主義っていうか、非常にそんな感じで受けとめるんだろうと思う。


そういう人の場合は、夜の御祈願って言っても、全然耳貸さないですから、知らんぷりされるんですよ。


それで中村さんが、夜の御祈願があるんですけど、と話しても、全然黙って何とも言わないっていうことでしたから、私のほうにバトンタッチしていただいて説明してあげたんですよ。


とにかく新しい方には、あんまり極端な話すると、なんかこう、汚い言葉で言えば、やっぱりお金かかるのか、お金取り主義なのかって変なふうに思っちゃいけないなと思うから、


それで中村さんの話もして、この方も、ずいぶん頑張りぬいてきた方で、その結果、必ず答えをいただいてきたんですよと、


神様にお供えさせていただきたいことがあって、一生懸命やったけど今度はダメなのかしらっていう時も、私はまだまだ修行が足らないなって自分の反省に切りかえてね。


この反省に切りかえたのがよかったんですよ。サッとご主人様が協力してくださってお供えできたんですね。


だからそこのところなんですよ、心の持ち方なの。そういう生きた話もしましてね。


それで、「先生わかりました。それならその夜の御祈願3回お願いします」っていうお答えが返ってくるかなと思ったら、そのお答えがなかったから、


私は出来る限りご説明をしてわからない時は、新しい人に、まだそこまでの心情が持てない人にそれをすすめても無理ですから、


クルッと切りかえて、とにかく細く長く続けなさいと、その人の次元に合わせるわけですよね。


そして、門を叩いた人は必ず幸せになってもらおうというのが私の気持ちですから、そのためにはさじ加減ってものがありましてね。


その人の次元に合わせて、真心ってものの姿勢を少しずつ作らせていただかないと、ちょっと大変だなと思いますのでね。だから難しいんです。


結局私は、とにかく真心を神様にお供えすればいいんですよと、せっかく神様に手を合わせるようになったんだから、


神様に絶対救っていただけるんだ。っていう気持ちをお持ちになって、必ず神様は好転させてくださいますから、細く長くおやりになってくださいって言ってね。


でも私はその話を聞いた以上は、頼まれたから拝むんだ。頼まれないから拝まないんだっていうんじゃない。やっぱり少しでもいい方向に持ってきたいなって思うから、神様に一生懸命お祈りをしたんですよ。


そしたら3万円、送ってきたんです。じゃあ、御祈願していただきたかったんだなって…。


その時点で、じゃ先生、お願いしますってことであれば、私は内容を聞くんですよ。相手さんのお名前やら、弁護士さんのお名前やら、いろいろと全部聞くんです。ただ好転しますようにってお祈りじゃなくね。


その時点で、これだけ説明したけれども、やっぱりお金を使うことが惜しいんだなというふうに、私は受け取りましたからね。クルッと切り替えたんですけど。


その問題というのが、5日6日にかけて何かお話合いらしいんですよ。内容までよくわからないけど、私は好転するようにお祈りしました。だからどうなったか気になるんですよ。


お電話を昼間かけても夜かけてもいないんですね。それで中村さんにも連絡取って、いないのよって言ったら、じゃあ私も連絡してみますって言って、で、昨日連絡がつきましてね。


そして中村さんが聞いたら、やっぱりうまくいかなかったらしいんですね。でも何だかそれにしては、ものすごく明るいんですと、


うまくいかなかったけど、これは私の修行が足らないんです。だからこれからもよろしくお願いしますって、あれって思うようなことをおっしゃるんですって、中村さんが言うんですよ。


じゃ私の説明が効いたんだなあと思ってね。


それで今度は私が電話をかけさせていただきましてね。問題がいい方に好転しなかったそうですね。私も一生懸命お祈りをしたんですけれど。


そしたら、神様は絶対心の中にあると思ってるんですけど、私がまだ修行が足らなくてうまくいかなかったんですけど、というお答えが返ってきたので、


ああよかったなあと思ってね、がんばりましょうって、必ずその問題片づきますよと、はい、そう思っております。これからもどうか見放さないでよろしくお願いしますと、いうふうな答えが返ってきたので、ホッとしましたけどね。


自分を守ってくれる神様は、自分の心、魂の存在にあるんですよということは、皆さんに教えてますけど、


ただそれを気がつかないままに、ひとりよがりの信仰になって、自分の楽な姿勢の方に考えを持っていく恐れがあるんですよね。


だから、神様を否定してるんじゃないんだと、神様は絶対にあると思ってるんだから、それは心の中にあるんだからって、いつも思ってたと言うんだけれども、


その思ってた、その神様は、自分の都合のいいような考え方に絶えず持っていく信仰だったんじゃないかと、私は思う。


じゃなきゃ、そんな問題が起きてこないはずなんですね。神様はいらっしゃる、絶えず自分を守ってくださってるんだってこと、わかってたと言うんだったらば、なんでそんな問題が起きてきたかってことですね。


結局そういうことわかってても、人間っていうのはね、主観的と客観的がありますけど、どうしても主観的に考えちゃう。


自分の都合のいいような神様をでっちあげちゃうんですよね。だから結果において悪い結果が出ちゃう。


客観的に見つめられる神様になれば、悪い方にいくはずないんですよ。


それと神様を知っていながら、自分の心の魂の次元に神様はあるんだと、神様を絶対否定してないんですと思ってましたって言うんだけれども、


その思ってましたっていうその心が、絶えず自己中心の、要するに自我の世界の信仰になってしまっているんですね。


神様ってものを自分の都合のいいような方へ絶えず組み立ててるんじゃないかなあと私は思う。それだと結局、道はつかないですね。悪い結果が生ずるはずなんです。


だからここでもって、都合のいい主観的に神様を仕立てないで、ホントに冷静に正しく見つめていただいて、神様から、よくぞ、おまえはやったというくらいな、そういう心を作ること。


神様はそれを望んでますし、そういう心を作った人に神様はおさがりになって、どんどん奇跡をいただきますしね。


だからこういう話を聞いてて、わかったんだろうと思うんですけどね。


それと、やっぱり霊査して因縁が浮いてるところだから、相当パワーが必要だったんだろうと思う。


易者さんの占いのところへ伺うような気持ちで来た状態であったのに、向こうが頼まなかったからということもありましたけど、


いい結果が生じなくてもね、私の心が足らなかったんです。私もいろいろ教える立場としてずいぶん勉強させていただくんですけどね。


どうかこれからもよろしくお願いしますという答えが返ってきたので、ホッとしましたけどね。

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